静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

カツオ一本釣りの漁具づくり その2

2022年09月09日 15時18分30秒 | 実習

9月9日 金曜日

ハネ(竿)の先端につける「カンザシ」と呼ばれる部分の作成の続きです。

最初のところから糸をしっかりと締め込まないとすぐに抜けてしまうので、先生に指導・チェックしてもらいながら仕上げていきます。うまく出来たと思っても、先生がひねると抜けてしまったり、カンザシとロープを結びつけ、実際に竿を大きくしならせ確認してみると、すっぽ抜けてしまうものばかりです。この日は、カツオ一本釣りの現役の漁師である卒業生が遊びに来て、臨時講師として実習のお手伝いをしてくれました。

竿2本分でOKが出た生徒は、次の「テドコ」といわれる部分の製作に進みます。

「テドコ」は、竿を手で握る部分になります。 この「テドコ」は、竿を握ったときの滑り止めの役割もあり、しっかりと糸を締め込んでいく必要があります。

来年度、入学希望者向けに学園の見学説明会を開催しています。園長が学園生活を御説明し、施設を御案内します。また、学力や寮生活に対する不安など、皆さんの心配、疑問にお答えします。開催日は学園ホームページ(https://gyogaku.com/)をご覧ください。

9月19日(月祝)にマイドームおおさかで漁業就業支援フェア2022大阪が開催されます。大阪近郊の方で漁師を目指している方、全国から様々な漁業会社の方が集まり生の話が聞けるチャンスです。ぜひ足を運んでみてください。園長も参加します。漁業高等学園のブースを見つけたらお声かけください。

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