静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

ベールを脱いだ秘密兵器

2019年04月17日 11時12分23秒 | 実習

本格的に実習も始まりました。


で、秘密兵器の登場です!
・・・なんと、改造物干し台。

今までは、実習棟に整備された手すり?状のパイプを使っていました。
これだと、先生に背を向けることになってしまいます。
先生から見えないし、そのために生徒はムダ口をもらします。
また、頑丈(がんじょう)なので背負い投げみたいにロープでひっぱったり。
写真を撮るときに顔が写らないし!これが昨年です。


そんな多くの問題を、これで解決です!

実習の久保山先生の発明です!!


この日のメニューです。

学園の見学、お待ちしてます。
詳しくはホームページをご覧ください。
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
ホームページ www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
今年度の見学会の日程もご紹介しています。

 園長のつぶやき
今週末の学園見学の申し込みがありました。
今年度最初、そして平成最後かな?

さて、「学園生活が始まる」それは「寮生活が始まる」ことでもあります。
寮生活で生徒は大きく成長します。
これはまちがいありません。

ですが、楽しいことだけで成長するには限度があります。
寮生活で苦労が大きい人は、それに比例して成長できるはずです。

以前にも紹介した過去の生徒です。
学園では優等生でしたが、入学当初は生活の激変で
「ベットに入ると自然に涙がこぼれた」
そうです。
その彼も、卒業近くになると
「もうすぐ、この天国のような学園の生活が終わってしまう」
となりました。
卒業後は遠洋カツオ一本釣り漁船で活躍しています。
船頭からも頼りにされる人材です。
寮生活で自分を成長させることが出来たんですね。

逆に残念ながら、入学早々に寮生活への適応をあきらめてしまう生徒もいます。
二年で一人くらいかなぁ。
少ないけど、確実にいます。
これを、できればゼロにしたいです。
ただ、寮生活の何がストレスになるのかは人それぞれ。
・・・難しい課題です。

コメント
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