漁師になるための学校、漁業学園。
こんにちは、園長の青木です。
学園のホームページはこちらです。
www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940
それから今年リニューアルしたスクールガイドが、shizuoka-ebooksで見ることができます。
●静岡県立漁業高等学園スクールガイド
http://www.shizuoka-ebooks.jp/?post_type=bookinfo&p=6159
ぜひ、ご利用ください。
48期生の学園生活も軌道に乗ってきました。
意欲のある生徒は、自分から先生に学習課題を求めに来るようになりました。
「自分から」がとても大事です。
例年、自分から取り組むことができる生徒が徐々に増えていきます。
自分を変えることは、他人にはできません。
でも、自分ならできます。
今年は、みんな早くに「自分から」できるようになって欲しいと願っています。
写真は実習の様子です。
ロープワークも種類が増えます。
覚えて..必ず忘れます!だから、なんども繰り返します。
これも自覚のある生徒は、黙々と同じことをやります。
黒板の白字で書かれているのは、すでに教えたもの。
赤字は、昨日の実習で行ったことです。
みんな、しっかりついてきて!
漁師になりたい方の学園見学はいつでも受け付けています。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp
今年も学園の見学会を開催します。
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-940/harunokengakukai.html
【漁師.jp 全国漁業就業者確保育成センター】
漁師.jpのホームページをご覧になった方も多いと思います。
漁師.jpでは多くの情報が入手できます。漁師になりたい人はぜひ使ってください。
このなかで「漁師になるために」のコーナーがあって、漁師になるまでのステップが書かれています。
残念ですが、ここに当学園のように漁師になるための学校があることは紹介されていません。
(地域の情報のページにはあります)
そして、漁船に乗ってからの失敗(退職)事例は載っていません。
普通の仕事でも定着率は大卒で7割、高卒で5割、中卒で3割と言われています。
漁師になって、残る人になるのか、辞めていく人になるのか...
学園卒なら、辞める割合はずっと少なくなります。
園長のつぶやき
昨日の続きです。
学園に来ることを選択できる人が、直接漁師になることについて。
今どきの漁師志望の人のほとんどは、親が漁業をしていません。
ですから、本人も親もテレビで見た情報しかもっていません。
典型的なのが「大間のマグロ」。
あまりに有名になりました。
これが、漁師のすべてではありません。
学園では、昨日ご紹介した水産の授業の他、多くの漁業を学びます。
実際の船を見て、その業種の方に話をしてもらいます。
卒業生の経験談もあります。
そこで、漁業の世界を知り、自分の進路を決定できます。
適性について、我々スタッフがアドバイスをすることもできます。
海技士等の資格だけでなく、漁師になるための専門校だからこそ、いろいろ学べるのです。
「また1年勉強しなくてはならないのか」
と思う人もいるかも知れません。
中学、高校で勉強してこなかった人も、学園ではゼロからスタートです。
ここで頑張ることができれば、漁師としても、社会人としても大きく成長できます。