静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

船舶職員養成講習会に参加した学園の卒業生

2013年01月15日 10時07分37秒 | 学園紹介
海技士資格の免許取得を目指す「船舶職員養成講習会」(焼津漁協主催)の開講式が1月8日(火)に学園で行われました。
受講生達は、3月12~13日の筆記試験、3月14日~16日の口述試験の合格を目指して、勉強漬けの毎日となります。
14名の漁業者が参加していますが、この中に学園卒業生である34期生のM君と39期生のN君がいました。

34期のM君は、平成16年3月に卒業、中型まき網船に就職しましたが、今では沼津市戸田の大中型まき網船に乗っています。
当時、私も学園に勤務していたので、実に9年ぶりの再会で、見違えるほどたくましくなった姿には、目を見張りました。

当時のあどけなさは全く消えて、体も大きくなり筋骨隆々、まさに海の男に変身していました。
「先生、もう腕相撲なら負けないよ」と自信ある一言、こちらは筋力も体力も落ちているのに・・・

もう一人は、平成21年3月に卒業したN君、遠洋かつお一本釣り船に乗って4年目になります。
1年目は、かつおの釣り台に立っていたそうですが、2年目から餌投げをしている先輩が船をおりたので、替わったそうです。
餌投げは、とても神経を使う仕事だが、今では自分から仕事ができるようになり、楽しくなったそうです。

ぜひ2人とも国家試験に合格、海技士資格四級を取得して、漁業後継者としてさらに成長してほしいと思いました。


(学園ホームページの「卒業生は今・・・」のコーナーでも2人を詳しく紹介します。 1月17日掲載予定 )



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