GENさんの陸上ワールド

柳原 元の公式ブログ。WA世界陸連公認代理人。海外サポートしているクライアント選手、チームの活躍ぶりなどを綴ります。

米・マンモスレイク訪問

2015-06-25 09:26:17 | 日 記
先週まで米・カリフォルニア州東部。人口約8000人の町、マンモスレイクを訪問。
ここは標高約2300m米国長距離選手の高地トレーニング拠点のひとつとして知られる場所。
5年前に訪れましたがそれ以来久々の訪問です。

↓今回現地に活動拠点を置くマンモストラッククラブのアンドリュー・カスター氏(同クラブのコーチ・写真)
 が現地を案内。米国選手が行っている高地トレのこと、互いの仕事のことなど色々と情報交換させてもらい
 ました。彼のクラブはここマンモスレイク市、そしてスポーツメーカー・アシックスなど数社の支援を受け、
 所属のトップ選手約10名の強化。市民ランナーの活動や大会運営をサポートする事業を展開。
 同クラブの社長はアテネ五輪女子マラソン3位でマラソン全米記録保持者(2時間19分36秒)でもある
 ディーナ・カスター氏。そして、旦那でもあるアンドリュー氏が副社長兼コーチを担当。
 忙しい業務の合間を縫って現地の案内など親切、きめ細かく対応してもらいました。


↓マンモスレイク内及び、周辺には無数のトレイルが。この様な絶景を望むコースが至る所に散在。
 更にはロード、トラック、スポーツジムなどの練習環境も揃っています。
 過去米国内のボウルダー、アルバカーキ―、スイス・サンモリッツ等々多くの高地トレ地を訪れましたが、
 ここもまたそれらに匹敵する素晴らしい環境です。


↓滞在中、同クラブの練習も見学。
 この日は林の中のトレイルでウォーミングアップ後、約6キロのロード上り坂走。
 距離はそれほどでもありませんが、標高2000m越えの場所なのでかなりの強度です。
 かつては、ライアン・ホール(マラソン全米記録保持者2時間04分58秒)やメブ・ケフレジキ(04年
 アテネ五輪マラソン2位)らも在籍したこのクラブ。近年はナイキ・オレゴン・プロジェクトらの面子に
 やや押され気味ですがアンドリュー・コーチも近い将来の同国トップ選手輩出を目指していました。
 ケフレジキ選手は今でも年に数回同地に滞在、トレーニングを行うそうです。
 右から2番目長身の方がアンドリュー・コーチ。


↓滞在最終日の日曜日。市内ではマンモスレイク・ハーフマラソンが行われました。
 マンモス・トラッククラブも大会運営をサポート。アンドリュー・コーチもは市民ランナーのペースメーカー役で
 出場。他の選手も練習の一環で参加。スタート地点は標高3000m近い場所、ゴールが約2300mの
 下り坂コース。約2000名のランナーが参加した大会でしたが、LA、サンフランシスコ、サンディエゴ辺り
 からもかなりのランナーが出場していたそうです。


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