2022年10月30日、瀬戸内国際芸術祭の小豆島の作品を巡ってきました。何回かお世話になった小豆島町営バス(瀬戸芸会期限定の臨時バスと地域の足の定期バス両方とも)の状況については後ほどこのブログで紹介予定です。
この記事で紹介するのは、小豆島の観光関係の団体が瀬戸芸対応とは別に無料で実証運行した「小豆島スカイライン線」です。
寒霞渓の作品を鑑賞後、福田港から姫路行のフェリーに乗るため臨時バス(2022/4/15付ブログ記事参照)のバス停を確認したところ、同じ場所から「小豆島スカイライン経由で土庄港に向かう無料バス」が発車する旨の掲示がありました。
全然知らなかったので、早速スマホで「小豆島スカイライン 無料バス」で検索すると、トップに出てきました。
https://shodoshima.or.jp/news/detail.php?id=265
運行日は「10月の土曜、日曜、祝日のみ、計11回」となっており、10月30日が最終運行です。乗車条件は「QRコードを読み込みアンケートに答えること」となっているため、スマホを持たない方はあるいは乗車できなかったのかもしれませんが・・・
上記URLによれば15時13分に到着とあり、(既に瀬戸芸の作品鑑賞は済ませているので)しばらく待っていると、「小豆島スカイライン線 実証運行」のステッカーが貼られた大型の観光バスがやってきました。
しかし、誰も降りてきませんでした・・・ 隣は福武ハウス行の瀬戸芸臨時バスで、道路事情から15人乗り小型バスを使用しています。
小豆島スカイラインとは、小豆島の表玄関である土庄と寒霞渓を結ぶ香川県道27号土庄神懸線のうち銚子渓(自然動物園 お猿の国で有名)付近と寒霞渓の間の通称で、観光道路の位置づけです。かつては土庄港~銚子渓~寒霞渓間に路線バスが運行されていましたが、当時の運行会社が撤退して現在の「小豆島オリーブバス」に移行した際に生活路線ではないとして引き継がれず、現在は定期観光バスしか銚子渓を経由しません。この点を鑑みて、観光庁の「地域一体となった観光地の再生・観光サービスの高付加価値化事業」に応募して採択され、実証運行に踏み切ったものと思われますが、であればもう少し宣伝すべきだったような・・・
ちなみに、このバスの運転手さんによれば、銚子渓までは数人乗っていたそうです。