2025/2/28付ブログ記事「交野市内の京阪バス廃止代替コミュニティバス<2025/3/23運行開始>の詳細について」の続報です。
2025/3/23から、交野市のコミュニティバス「おりひめバス」の中型バス使用路線が京阪バスの廃止代替として運行を開始しました。
委託先の大新東の親会社であるシダックスが2025/3/23付でリリースを出していますが、車両は予備車も含め4台体制とのこと。
https://www.shidax.co.jp/corporate/press-release/2025/0321/
こちらでは、星田駅前の状況を報告します。
星田駅のバスのりばは乗車用2バース・降車用1バースでしたが、2025/3/23からは1番のりばをおりひめバスが乗降とも専用使用するようになり、従来1番のりばを共用していた京阪香里園行は2番のりばに変更され、寝屋川公園駅・梅が丘行は降車専用バースから衣替えした3番のりばに変更されました。
https://www.keihanbus.jp/news/sysimg/01573/link_3DAJn.pdf
1番のりばでは、京阪バスの標柱が撤去準備中となっています。向こうに見えるのがおりひめバス用の中型バス。
こちらは新たに設置されたおりひめバスの標柱。京阪バス標準タイプと同じ形です。
系統番号は、「コモン10系統」「星田21系統」など首都圏式の付与方法です。
ただ、バスの前面の表示では「コ10」「星21」のように略されています。
そして、バス側面の系統番号表示は数字だけになっています。今後統一する方向に動くでしょうか?
運賃箱は最新型のようで、ICカード処理機の設置場所がすでに準備されておりプレートで塞がれています。これにより「導入するのはICOCAの簡易型システム<ハンディターミナルタイプの機器を使用>ではない」ことが明確になりましたが、PiTaPaを導入するのであれば過去の例からしてスルッとKANSAI協議会への加入が必須になるはずで(このケースでは交野市が加入?)、今後の推移に注目です。
<参考> 2025/3/22からPiTaPaを導入したヤサカバスの運賃箱。おりひめバスと完全同タイプです。
<4/1追記>
JR東日本公式サイトで公開されている Suicaによる乗車等の取扱いを行う交通事業者の一覧表が2025/4/1付で更新されました。
こちらによれば「大阪府交野市は 2025 年6月1日以降利用可能 」とのこと。そして掲載場所は現在ICOCAのシステムを導入している事業者とnimocaのシステムを導入している事業者の間なので、PiTaPaではなくICOCAを導入するものと思われますが、果たして・・・