ダンボール戦機の感想レビュー（PSPゲーム）

レベルファイブのPSP専用プラモクラフトRPG『ダンボール戦機』が発売中です。
メディアミックス展開が活発で、ゲーム版の発売前からアニメ版の放映やプラモデルの販売で人気を集めていることでも話題ですね。

自分も初期機体である『AX-00』のプラモデル同梱版

を予約して購入しましたが、勿体無くて組み立てられなかったりｗ

数多くのパーツを自由に組み合わせて自分流の機体をカスタマイズする楽しみと、各パーツの経験値を貯めてレベルアップさせる強化＆成長要素が見所の本作。
バトルパートのアクションはシンプルながら奥が深く、初心者からやり込み派まで幅広く楽しめる作品に仕上がっているのが好印象です。

主要な会話にはキャラの口パク付きでボイスが入っており、OPアニメをはじめとした動画が多用されているのもテンション上がります。
CGモデルでのキャラ同士の会話から、スムーズにアニメーションムービー演出に入る流れは、据え置き機に負けない滑らかさで、PSPでもかなり上位の仕上がりのように感じられました。

町の中を探索するパートでは、次の目的地が矢印アイコンで示される＆現在の目的が画面下に常に表示される親切仕様。
ロードの読み込みも短めで、ストレス無く遊べるのが嬉しいですね。
まだ序盤しかプレイ出来てませんが、ダンジョンの入り口やボス戦の前にはセーブポイントが用意されている場合も多いようで、十分に準備を調えてから挑戦できる様になっていたのも心強かったです。

ダンジョン内ではランダムエンカウントですが、町や学校の中にいる人物に話しかけるといつでもフリーバトルが楽しめる仕様になっているので、レベルに不安があるときや、新しい機体を試してみたいときは活用すると良さそうです。
ルールによっては、負けてもその場でリトライすることが出来るのもありがたいところ。

バトルパートでは、基本的には武器は２種類、ゲージが貯まれば必殺ファンクション技を繰り出せる、ロックオンやガード可能、ダッシュやジャンプの要素ありといった具合で、慣れればすぐに直感的に動かせるようになるかと。
それぞれの武器の種類毎に使用可能なアクションが決められているので、自分にあったものを選んで遊べます。
ソロでも、ゲーム中で仲間とパーティを組んでいる時に３対３のチーム戦という状況になることも多いので、複数キャラが入り乱れる乱戦を楽しむことが可能です。

１対１の時はガード主体で安全に立ちまわる余裕が結構ありますが、乱戦になると意外にめまぐるしい状況になるので、また違った駆け引きをすることが重要になってくる感じでした。
仲間を狙っているところを後ろからカットしに行くとか、物陰から遠距離攻撃で狙撃するとか、ステージや仲間の戦闘スタイルに合わせて立ちまわる戦略要素が熱い！です。

ダウンロード特典や、プラモ購入特典によるパスワードでレアパーツ等を集める要素も用意されているようですし、放送中のアニメと合わせて楽しむのも良さそうですね。

全体的に非常に遊びやすさが考慮されているので、じっくりプレイ出来そうかと。
事前のゲーム雑誌等の情報から色々と予想していたイメージ通りのプレイ感覚だったので、アニメ版のファンの方だけでなく、ロボット好き、アクションゲーム好きの方に是非プレイしていただきたいなと思います。


気になった方は、是非チェックなさってみてくださいませ。


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