gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)

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鉄のラインバレル第23話『死に方が決める生き方』の感想レビュー

2009年03月14日 03時10分22秒 | 鉄のラインバレル
まさかの超展開(^_^;)
地球の命運をかけた戦いなので、これぐらいの規模&犠牲の大きさでもおかしくないのかもしれませんが、流石にいきなりすぎてびっくり、なお話でした。

スフィアが地球全域を守るバリアに!という演出は、確かに想像の斜め上を行っていた感があったので面白かったのですが、かなり呆気なく突破されたので残念でした。
物量作戦が現実の戦争で有効というのは判りますが、せっかく宗美さんもマキナ人間化したのなら、もうちょっと正面から戦ってますよ~というシーンがあっても良かった気が。
バトルシーン自体は全編映画並みのクオリティだったと思うのですが、浩一対マサキ以外は対雑魚戦ばっかりになってしまったのでもったいなかったかも。

理沙子を間一髪助けたのがジャック…矢島頑張れ、超頑張れ(^_^;)
一般人だけでなく、理沙子以外の身近な人物達も取り込まれてしまったみたいでしたが、それを元に戻せるようなナイスな展開をどう繋げて来るのか予測がつきませんね。
敵をエグゼキューターでまとめて葬り去る事は出来るかもしれませんが、それだけでは人々を元に戻せるという感じにはならない気がします。
仮に助かっても、アレだけ街が破壊されてしまったら再建にめちゃくちゃかかりそうな感じですね。

加藤と石神社長が消えてしまった今、再建の指揮をとれる程の指導者がいないと思うのですが、それはジュダの面々が果たすという感じに持っていくのでしょうか?
加藤が特攻する間際にかけた言葉は、支配下に置いた世界の国々の指導者たちにもかかっていた…的な解釈でしょうか?

世界の人々が一丸となって敵に立ち向かうというよりは、ジュダと加藤機関に従う以外対抗策が無いからという感じがしたので、指導者が消えたら結束も揺らいだりしないか、物語の説得力という意味で心配です。

そんな中、正義の味方として仲間を元気付けた浩一は、セリフは無茶でしたが主人公としては魅力的だったと思います。
ただ、森次のバックアップがあったとは言え、ひとりで全てを解決しにいくのは流石に無茶がある気が(^_^;)

分離したフラッグがいきなり撃たれたり、地球の各地で味方が離れ離れという状況なので仕方ありませんし、元からエグゼキューターに全てをかける作戦だったのも事実ですが、絵美がマサキに殺されてラインバレルの真の力が開放!というのは、あまりにご都合主義的過ぎる気がしました。

森次が『その感じを忘れるな!』みたいな事を前回言っていたと思いましたが、いくら大切に思っているとはいえ、絵美がやられてキレました!では、あまり関係無いような。
絵美自身もファクターなので、意外とすぐに治ったりするかもしれませんし、このままあっさりマキナ殺しの力で敵☆全滅!&絵美無事でした、という展開になったら『個人の怒りが地球を救う』エンドになってしまう気も。
全力で浩一をサポートするつもりの山下が、浩一と離れて守備役に専念…という行動に出たのも意外でした。
次回では通信か何かで的確な助言をしたりするのか気になります。

今回は総じて、見せ場や盛り上がり感はあるものの、いかんせん説得力に欠けすぎな回という印象でしたが、それも含めて次回、視聴者が納得出来る様なまとめ方に持っていけるかどうかで、作品全体への評価が決まりそうな気がしました。

次回、第24話、『鋼鉄の華(最終回)』

劇中ともリンクし、今までの予告の『最低です!』のセリフをうまく利用した予告でした。
大団円までどうつなぐのか、マサキの後ろにもっと強い敵がいるのか、などに注目したいです。



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