gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)

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とらドラ!第1話『虎と竜』の感想レビュー

2008年10月02日 05時48分23秒 | とらドラ!
『・・・うるさいうるさい!見たんでしょ?読んだんでしょ?・・・聞かない。だから、あの、ラ、ラブ・・・ラブレブレターのこと、忘れろ~!』
きっかけは些細な偶然で。
お互いの恋が上手くいくように、協力することを決める主人公竜児とヒロイン大河。
2つの片思いが結ぶ線は、やがてどのような模様を描くのか。
ドタバタと賑やかな日常に大笑いし、ままならない思春期の恋に胸を切なくする。
そんなアニメ作品をお探しの方は、『とらドラ!』をご覧になるのがオススメです。

秋アニメいよいよ始まりましたね!
gurimoeのブログで最初に取り上げるのは、電撃文庫のライトノベルが原作の『とらドラ!』です。
大河やみのりん、亜美がテレビで見れるなんて、わっせろ~い!ですね。

開幕早々、お掃除の必須アイテム、『高須棒』が登場してくる辺り、スタッフのみなさん、分かっていらっしゃいますww
OP代わりのアバン部分に、原作の最初の文章を持ってくる辺りも雰囲気が出ていていい感じですね。
2人がナレーションする演出が印象的です。
この流れだと、やはり大河と竜児が「手に入れるべき、たった一人」同士になるのが自然な感じかという気がしてきます。

竜児の母親、泰子(やっちゃん)のセクシーなズボラっぷりがまた絶妙です。
足で拍手するところなんかも忠実に再現されているのが細かいなと。
女手一つで竜児を育てる、永遠の23歳で、職業はスナックの雇われママ(源氏名は未羅乃・・・原作では魅羅乃)という設定なので、昼夜逆転生活な毎日という訳です。
竜児が家事万能になったのは、その影響が大きそうですね。

父親譲りの目つきの悪さを気にしている竜児ですが、そのまがまがしさは、ぶつかった相手が財布を押し付けて謝ってくる程。
彼が見た目と違っていい人だと知っているのは、親友の北村や、去年同じクラスだった一部だけだったり。
クラスメイトから恐れられているという誤解を解くのに憂鬱になる竜児ですが、クラス替えを喜ぶ理由がありました。

『・・・高須君だよね?あたしのこと覚えてる?何度か北村君の周りでニアミスしてるんだけど。』

『・・・く、櫛枝実乃梨だろ?』

『あらあらま~、フルネームで覚えてくれちゃって!嬉しいかも~。』

竜児の絶賛片思い中の相手、みのりんが同じクラスになったのがその理由でした
好きな女の子の名前を忘れるわけが無いのに、あえてぶっきらぼうに装ってしまう竜児の思春期っぷりが萌えですねww
みのりんの変幻自在の天然っぷりは、今後も見せ場が多いので要チェック!

ささやかな邂逅に浮き立つ竜児ですが、うっかり廊下で女生徒とぶつかってしまいます。
「ヤンキー高須」と恐れられる竜児とぶつかったこの相手こそ、本作のメインヒロイン「手乗りタイガー」大河でした。
小さいけれどトラのような迫力を持つ大河に、見た目は凶悪だけど実際は一般人の竜児は一発KOされてしまいます。
というか、殴った後の視線の冷たさにゾクゾクですね。

放課後、くしゃみが止まらない大河を気遣うみのりん。

『鼻炎で医者に行って来たの。ハウスダストがどうとかみたい・・・。』

『おおぅ現代病。そりゃ大変だね~。』

愛するみのりんと、大河が親友同士だと知る竜児。
これはなかなか厄介な感じになって来ました。
というか、自分が竜児の立場だったら、かなりやきもきしてしまいそうですね。
実際には、そんな簡単にアプローチするところまで行けそうに無いですがww

担任の三十路独身こと恋ヶ窪ゆりがチョコッと登場したのはファンサービスで良かったのですが、あの名シーン、『バケツでプリン』は次回以降に持ち越しでしょうか?
実際に竜児が食べられる機会があったりしても面白そうですね。

夕方、教室を訪れた竜児の目の前で散乱する机と椅子。
竜児の姿を見てロッカーに逃げ込んだ余波・・・って、どんだけ隠れるの下手やねんとww
コロコロ転がってくる大河が超ラブリーでしたね。
竜児が鞄を取ろうとすると、なぜかそれを阻止しようと大河が飛び掛ってきます。
鞄を引っ張り合う2人でしたが、大河のくしゃみで鞄は手をすっぽ抜け、引っ張っていた竜児は勢い良く頭をぶつけてしまいます。
何だか良くわからないまま呆然とする竜児ですが、大河は『バカ!』の声を残して教室を去ります。
後方付けをきちんとしていく竜児の掃除魔っぷりもばっちりですね。
大河はどうやら、隣の席の北村の鞄と間違えて、何かを入れていたご様子。
家に帰って竜児が見つけたのは、北村に当てて大河が書いたラブレターでした。
(もしも迷惑だったら捨ててください。)と裏に書いてある辺りも芸が細かいですねww
しかし、本当に問題だったのは、そのラブレターには肝心の中身が入れ忘れられていたという事でした。
名前の書き忘れならともかく、名前だけ書いて本人に渡していたらかなりお寒い結果になるところでした。
なんというドジッ娘属性!

しかし、当の本人は入れ忘れに気付かず、深夜、竜児の家に木刀を持って侵入。
手乗りタイガーの本領を遺憾なく発揮します。

『大丈夫。コイツで脳天ぶっ叩けば・・・記憶ぐらいはぶっ飛ぶだろうよ!』

男前過ぎる大河が妙にツボでした。

『・・・うるさいうるさい!見たんでしょ?読んだんでしょ?・・・聞かない。だから、あの、ラ、ラブ・・・ラブレブレターのこと、忘れろ~!』

『からっぽだったんだ~!』

さっきとは一転、言葉とは裏腹に涙目で木刀を振り上げる大河でしたが、竜児の叫びに硬直。
勇気を振り絞ってラブレターを書いたのに、席を間違うわ中身を入れ忘れるわで、ショックを受けるのも当然ですね。
緊張が解けたのと、空きっ腹のせいで倒れこむ大河に、チャーハンを振舞う竜児。
コンビニ弁当に飽きた、ともらす大河。
彼女の家庭環境が後々ポイントになってくるので要注目です。
食欲魔人と化しつつも、自分の失態に恥ずかしさを隠しきれない大河に対し、竜児は自分が製作した、もしも彼女が出来たら・・・ということを妄想しつつ作成した計画表やグッズの数々を見せて元気付けることに。

『どうだ、気持ち悪いだろう?告白する勇気がなければ、こうして妄想するしかない。確かに情けないけど、それでも恥だなんて思わねえ。お前は自信を持って良いんだぞ?妄想だけじゃなく、行動にまで起こそうとしたんだからな。』

親身になって励まそうとする竜児がステキですね。
打算無く他人に向き合うことの出来る性格は、なかなか持つことが難しいなと思います。
サワヤカに語り続ける竜児ですが、「櫛枝実乃梨に捧ぐ」と、実名入りで書き込んでいたので、大河に気持ちを知られてしまいます。
学生時代にはかなり致命的なミスだと思いますが、これでお互い、相手の親友のことを好きになったのだということが明らかになった訳ですね。
途中、インコちゃんのフリーダムっぷりに一波乱ありつつも、やっちゃんが帰ってくる頃合になり、何とか大河を返そうとする竜児。

『恋愛相談ならいくらでも乗ってやる!でも、もう遅いから明日、な?』

『・・・本当?協力してくれる?』

このセリフの釘宮理恵さんの演技がステキ過ぎですね。
普段の凶暴な大河のイメージとは逆の、ポロッと出てしまった本音を、見事に演じられていて鳥肌でした。
竜児に自分へ協力する約束を取り付け、家に帰る大河。

『ねえ、あの穴。・・・コレ。良かったら、使って。お金掛かるなら、後でちゃんと払うから。じゃあね、竜児。』

『お、おう。(今、呼び捨てにされたか?)』

ふすまに木刀で空けた穴を直すのに、からっぽだったラブレターの封筒を渡して帰ります。
短い時間でしたが、竜児の言葉と態度にそれなりの信頼を感じたようですね。

翌日、大河からの電話で、家まで呼び出される竜児。
なんと、竜児のボロアパートの隣のゴージャスマンションこそ、大河の住む家だった訳ですね。
ベランダからお互いを見ることが出来るのは、ラブコメのお約束ということで。

『犬のように何でもするって言ったでしょ?・・・来なかったらどうなるか、わかってるわね?』

やっぱり手乗りタイガーは最強でしたww
一人暮らしの大河の部屋は、散らかり放題、荒れ放題でえらいことに。

『逢坂~!俺に!どうか俺に~!ここん家のキッチンを掃除させてくれ~~!!』

竜児の掃除に対する執念は、今後も遺憾なく発揮されそうですね。
ちゃっかり二度寝していた大河の、人形のように美しい寝顔や、全体的に生活感に欠けた部屋を見て、ままごとのセットを思い浮かべる竜児。
大河の境遇に訳アリ感を感じた竜児が取った行動は、掃除と朝ごはんの支度でした。
温かく湯気を立てる朝食に、少しだけ生活感を取り戻した家。
口では文句を言いながらも、素直に朝食を食べる大河がカワユスです。
一人じゃない朝食自体、彼女にとっては久々なものだったハズですし、単なる朝食以上の価値が、そこにはあったのではないでしょうか?

『お?そういや、鼻水とまったな?』

鼻炎とハウスダストはこのための伏線だった訳ですね?
オリジナル設定を混ぜつつ、竜児の掃除好きを印象付ける良い演出でした。

ふすまには大河の封筒で作られた桜の花びらが貼り付けられ、穴を塞いでいました。
そのままみのりん役の堀江由衣さんが歌う『バニラソルト』にあわせてED。
カラフルな3人娘と、マスコットキャラの手乗りタイガーがらぶりぃですね。
歩き方一つにも性格が出ているのが印象的です。

次回、第2話『竜児と大河』。

遂に北村との仲を取り持つ作戦開始か?という訳で、目が離せませんね。
最後までお読み頂いてありがとうございました。

今後も視聴を継続する予定ですので、よろしければまたお立ち寄りくださいませ~。





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