gurimoeの内輪ネタ日記(準備中)

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とらドラ!第20話『ずっと、このまま』の感想レビュー

2009年02月19日 03時12分12秒 | とらドラ!
アバンにそれを持って来るのか~!
ヾ(≧∇≦*)ゝ
と、わかる人ならテンション上がりまくりの修学旅行準備編です。

『遂に、大怪我した訳だ。』と亜美が語っているように、告白する事すら拒絶された竜児。
冬の路上でうなだれていたお陰で、インフルエンザにかかってしまった訳ですが、その間に大河は着々と自立を始めていました。

竜児が、みのりんが恋するに値する男であることを保証し、誤解を解くためになるべく別行動をとる大河と、そんな大河の真剣な手助けに応えるため、みのりんの気持ちを確かめようと決意する竜児。
互いに信頼し合っているように見えますが、時折大河が無理をしているように感じられる部分があって切なかったですね。

『あんたが本当にそれで良いんならね?』と亜美が念押ししていましたが、竜児はみのりんの事で手一杯なので、大河の心の奥までは見る余裕が無いと。

立ち直るキッカケを与えてくれたのは大河で、前回の放送中、大河が1人で泣き崩れたことも知らない竜児としては、大河のサポートを頼もしく感じることはあっても、自分への想いで悩んでいることなど想像出来なくても仕方ないわけですが、竜児、大河、みのりんの3者の関係を横から眺めることが出来た亜美は、『大怪我したのがアンタだけなら良かったのにね。』と呟いてしまうわけですね。
それを聞いても意味が分かっていないから、竜児に向かって馬鹿と言ってしまうと。

亜美ならうまく3人の隙間に入り込んで、竜児の心をかっさらっていく事も出来そうなんですが、そんな無理矢理振り向かせるような方法に訴えない所が優しくて亜美らしい気がします。
彼女の望み通り、正々堂々と、1から駆け引きを始められるなら、話は違うのでしょうが。

で、話題の中心であるみのりんは、不自然なくらい自然さを装うとしていたのが印象的でしたね。
竜児と目があって一瞬だけ目をそらしてから笑顔になるところなどの演出が細かくて、ファンとして感無量でした。

無理矢理大河にカバンを渡された時に、『大河の奴…』と小声で繰り返すシーンがありましたが、それは大河が気持ちを押し殺した上で、竜児と自分をなんとかくっつけようとしていることを理解しているからこその発言だったと思います。
(あの泣き崩れた大河を見たわけですから、無理もありませんね。)

思わず竜児の手を掴んで赤くなってしまうシーンも、彼女が竜児を異性として意識していることを感じさせますし、見ない方が良いと言っていたモノが、ハッキリと見えるようになっている事がうかがえますね。

それでも尚、驚異的な自制心で、何でもない風を装うみのりん。
彼女も彼女で、大河のことを本気で大事に思っているからこその行動なのでしょう。

しかし、それを踏まえて見てみると、自分が関わっていなかった間に、竜児が大河に様々影響を与えていたことを大河の部屋で再認識させられたみのりんは、より強く自分より大河にこそ竜児が必要だと考えてしまうような気もしますね。

これ以上だれも傷つかないで済むように、ずっとこのままだったら良いのにと願ってしまうみのりん。
普通に考えるなら、みんな仲良く、ぬるま湯のように心地良い関係ですが、竜児にとっては最後通告にも等しい宣言な訳で。
みのりんとの関係を前に進めたいと強く願うからこそ、より深く歯がゆさを感じることになるというジレンマが切ないですね。

結局、互いの意図がもつれ合い、がんじがらめになっている竜児達。
このまま更に大怪我をしない為には、どうすれば良いのか?というのが重要ですね。

例えば、竜児の未遂で終わったみのりんへの告白が行われていたなら、事態はここまでややこしくはならなかったでしょう。

果たして、竜児は目論見通り、みのりんの気持ちを確かめる事が出来るのか?それとも他の何かが起こるのか?次回は要チェック!ですね。
o(^-^)o

次回、第21話、『どうしたって』

いよいよ原作屈指のあの名場面が!という展開なので楽しみです。
決定的瞬間は見逃せませんよ~!
三 (/ ^^)/



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