初めてのスポーツバイクであるクロスバイクを手にしたのが去年の10月。
最初はGIANTのエスケープでした。
今まで持ってた自転車のイメージを根元からごっそり変えてくれて
自転車って面白い!って気付いて乗り続けて1年ちょい経ちました。
最初は30km離れたとこまで行けるのに感動して、そのうち100km走って自分でも正直驚いて…
そんな時からいつかは挑戦したいと思ってたルートがありました。
多少は自転車に慣れた。
自転車も変わったし、パーツも変えて性能も上がった。
もうすぐ山には雪が降るから、次にやろうと思っても春になる。
今しかない!
っていかにもすごいとこに挑戦みたいな感じで書きましたが普通の峠ですw
スタートは雨
雨の日は乗りたくないんですけどね…
朝起きた時は晴れてたのに、家出た直後に降り出すんだからしょうがないです
この日は降ったり(小雨ですが)晴れたりの繰り返し
天気は良くなってく予報だったので大丈夫でしょう
晴れ間に見える河原城
朝の陽の方が景色って綺麗に見える
前日忘年会だって多少酒が残ってましたが、早起きするもんですねやっぱり
紅 葉
山の方はもう既に落葉してる
平地の辺りも見頃は過ぎてしまった気もしますが、まだ紅葉の雰囲気は味わえますね
今年は辺り一面色づいた紅葉の景色ってのが結局見れなかった
でも自然が相手だから仕方がない
それを求めていく過程も楽しいんだから
佐 治
平成の市町村合併で鳥取市佐治町になりましたが、それまでは佐治"村"でした。
合併前は鳥取県に41の市町村があったんですが、"村"は4つしかなかったのです。(市4、町33、村4)
今では西部の日吉津村だけとなってしまいましたけどね
日本で最も人口の少ない鳥取県の中で最も人口の少ない市町村
鉄道も走ってない
信号も多分一つだけ(しかも点滅信号w)
山間の静か〜なとこです
ここは自分の母親が生まれ育った町です
自分も幼少期に一時住んでたし、しょっちゅう来てたので今住んでるとこの次に馴染みがあるとこです
小さい頃は何もないとこだと心底思ってた
でも今大人になってここに来ると、その何もなさがとても魅力的に感じる
何もないからこそ、ここにしかないものがある
それに気付いてから以前よりここが好きになったし、第二の故郷として誇りを持つようになりました
この辺りで自宅から30kmちょい
母親の実家はもう少しだけ行ったところ
最初は自転車でここに来れただけで感動したもんだとちょっと感慨深いです
少しだけばあちゃんに会って、今日はさらに奥へ
佐治川ダム
ガキの頃ここにカブトムシを捕りに来たな
お盆に親戚の集まりなんか集まって、夜になると決まって「ダムに行きたい!」と。
でも大人はみんな酒飲んでるからめんどくさがって行きたがらないんだけど、
遠くから来てるオジサンは普段顔会わさないから子供達に優しくて連れてってくれてた。
ここに来ると街灯の下にカブトムシやクワガタがすぐ見つかって
子供にとってはまさに夢のような最高の場所だった
でも年々といなくなってって、その内全くといっていいほど見なくなってしまって
子供ながらに寂しさを感じたのを思い出す
あの頃から環境ってのはすごい勢いで変わっていってたのかもしれませんね
辰 巳 峠
これを超えるのが本日の目的です
昔は 酷道 とか言われてたひどい道だったみたいですが、今では綺麗な道路です。
ただ、車で通った時に「坂がキツイとこだな〜」って印象が強かった
この手前から10%の坂が続きます
10%って事は10m進んだら1m登るってこと。そう考えたら結構な勾配ですね。
それが延々と続くわけだから正直Uターンして帰りたくなるw
写真の先に見える温度計は「7℃」と表示されてました。
7℃って部屋の中だったら寒い寒い言ってる温度です。
でもこの時は汗ブルブルですよ・・・
まだまだ登りは続く・・・
写真だと急坂ぐあいが伝わりにくいですね
でもこのベンチを見ると多少わかりやすいのではないでしょうか?
こんなのが続くんですからきつくないわけがない
でもここで新しいホイールの効果が一番体感できる!
ペダリングは確かに軽い
けどこんなに長く坂が続けばどんどん失速していくのでその軽さは体感出来にくい
しかし、疲れたと思ったときにギアを一段軽くすると今までよりも明らかに"回せる"
クランクが回ってる限り自転車は進みます
確実に今までよりも楽に登れるようになってるのは間違いないです
それも少しではなく数段レベルで!
ずいぶんと高くまで登ってきました
ここはあまり展望がよくないですが、こうやって景色が見えると辛いおもいで登ってきたのが報われる瞬間の一つです
だがまだ坂は続く・・・ ぐはぁ!
しかしこの世に終わりのない坂なんてないんだ
着いたー!!
頂上が見えた瞬間の感動は自動車なんかのエンジン付きで登ってはけして味わうことが出来ません
毎度言ってますが登りはシンドいから嫌いです
でも登りきった瞬間の喜びは何用にも代え難い。それは認める。
さて、ここまで来ればもう今日の山場は終わりました。
このまま進んで津山まで目指して行くわけですが、ここからは基本下りです。
なもんで後は事故さえ気を付ければ労せず辿り着けるはずです。
楽チン楽チン♪
恩 原 高 原
白樺! 青空! でも南風ではないw
この日もとても綺麗だった
でもやっぱり紅葉の時に来るべきだと思いました・・・
鏡野町 こういう景色めっちゃ好き
名勝 奥津渓
紅葉が終わってしまってるのは知っていた
ここは渓谷だけでも素晴らしい景色だと思う
時間がなくあまりゆっくり出来なかったけど、じっくり見たいと思う場所だ
でもやっぱり来年は紅葉の時に来ようw
夕景の奥津湖(苫田ダム)
旧奥津町の中心部に建設された為、当時は地元の反対運動が加熱していたらしい
大規模な反対運動が展開され、「ダム建設絶対阻止」が町是だった。
しかし結局はお上から、奥津町に対して補助金と公共事業の締付をされ行政は混乱。
たいした産業のないこんな山間の町で、そんな事をすれば住民は生活できなくなる。
結局はここを離れるか、ダム建設を容認する(その場合でも当然住めなくなる)かのどちらかを選ぶしかない。
自分の故郷への思いとか、どうしても無くしたくない大事な物があってもどうしようもない。
沖縄の基地問題や原発と同じ構図がここにもある。
というか日本の行政のやってきた事って全部これ。
確かに全く必要のないものを造りはしないと思うけど、誰でも無くしたくないものって当然あるわけで・・・
そして大事なものは人それぞれ違うんだということ。
仕方がない面もあるのかもしれない。
ただ、本当にこれでいいのか・・・とも思ってしまうのです。
津 山
無事目的地へ辿りつきましたが、その頃にはこんなに真っ暗ですよ
津山のB級グルメ ホルモンうどん を食べてこの日のライドは終了です
帰りは輪行
とまあ、長々と記事を書いてしまったわけですがw
率直な感想は 楽しすぎる!w
峠越えって景色の変化がすごい
一日走れば自分みたいな貧脚でもけっこうな距離を走れるし
その中でこんなに見処があったなんて改めて気付かされる事が多いです。
多少荷物が増えるけど、輪行することによって更に遠くまで行けるし。
何回も言うけど登り坂は嫌いです。
でも「次はこの道を反対から走ってみようかな」とか、
「お!ここなら車が少なそうであそこまで行ける」とかって新たの峠越えルートを模索している今日この頃です・・・
最初はGIANTのエスケープでした。
今まで持ってた自転車のイメージを根元からごっそり変えてくれて
自転車って面白い!って気付いて乗り続けて1年ちょい経ちました。
最初は30km離れたとこまで行けるのに感動して、そのうち100km走って自分でも正直驚いて…
そんな時からいつかは挑戦したいと思ってたルートがありました。
多少は自転車に慣れた。
自転車も変わったし、パーツも変えて性能も上がった。
もうすぐ山には雪が降るから、次にやろうと思っても春になる。
今しかない!
っていかにもすごいとこに挑戦みたいな感じで書きましたが普通の峠ですw
スタートは雨
雨の日は乗りたくないんですけどね…
朝起きた時は晴れてたのに、家出た直後に降り出すんだからしょうがないです
この日は降ったり(小雨ですが)晴れたりの繰り返し
天気は良くなってく予報だったので大丈夫でしょう
晴れ間に見える河原城
朝の陽の方が景色って綺麗に見える
前日忘年会だって多少酒が残ってましたが、早起きするもんですねやっぱり
紅 葉
山の方はもう既に落葉してる
平地の辺りも見頃は過ぎてしまった気もしますが、まだ紅葉の雰囲気は味わえますね
今年は辺り一面色づいた紅葉の景色ってのが結局見れなかった
でも自然が相手だから仕方がない
それを求めていく過程も楽しいんだから
佐 治
平成の市町村合併で鳥取市佐治町になりましたが、それまでは佐治"村"でした。
合併前は鳥取県に41の市町村があったんですが、"村"は4つしかなかったのです。(市4、町33、村4)
今では西部の日吉津村だけとなってしまいましたけどね
日本で最も人口の少ない鳥取県の中で最も人口の少ない市町村
鉄道も走ってない
信号も多分一つだけ(しかも点滅信号w)
山間の静か〜なとこです
ここは自分の母親が生まれ育った町です
自分も幼少期に一時住んでたし、しょっちゅう来てたので今住んでるとこの次に馴染みがあるとこです
小さい頃は何もないとこだと心底思ってた
でも今大人になってここに来ると、その何もなさがとても魅力的に感じる
何もないからこそ、ここにしかないものがある
それに気付いてから以前よりここが好きになったし、第二の故郷として誇りを持つようになりました
この辺りで自宅から30kmちょい
母親の実家はもう少しだけ行ったところ
最初は自転車でここに来れただけで感動したもんだとちょっと感慨深いです
少しだけばあちゃんに会って、今日はさらに奥へ
佐治川ダム
ガキの頃ここにカブトムシを捕りに来たな
お盆に親戚の集まりなんか集まって、夜になると決まって「ダムに行きたい!」と。
でも大人はみんな酒飲んでるからめんどくさがって行きたがらないんだけど、
遠くから来てるオジサンは普段顔会わさないから子供達に優しくて連れてってくれてた。
ここに来ると街灯の下にカブトムシやクワガタがすぐ見つかって
子供にとってはまさに夢のような最高の場所だった
でも年々といなくなってって、その内全くといっていいほど見なくなってしまって
子供ながらに寂しさを感じたのを思い出す
あの頃から環境ってのはすごい勢いで変わっていってたのかもしれませんね
辰 巳 峠
これを超えるのが本日の目的です
昔は 酷道 とか言われてたひどい道だったみたいですが、今では綺麗な道路です。
ただ、車で通った時に「坂がキツイとこだな〜」って印象が強かった
この手前から10%の坂が続きます
10%って事は10m進んだら1m登るってこと。そう考えたら結構な勾配ですね。
それが延々と続くわけだから正直Uターンして帰りたくなるw
写真の先に見える温度計は「7℃」と表示されてました。
7℃って部屋の中だったら寒い寒い言ってる温度です。
でもこの時は汗ブルブルですよ・・・
まだまだ登りは続く・・・
写真だと急坂ぐあいが伝わりにくいですね
でもこのベンチを見ると多少わかりやすいのではないでしょうか?
こんなのが続くんですからきつくないわけがない
でもここで新しいホイールの効果が一番体感できる!
ペダリングは確かに軽い
けどこんなに長く坂が続けばどんどん失速していくのでその軽さは体感出来にくい
しかし、疲れたと思ったときにギアを一段軽くすると今までよりも明らかに"回せる"
クランクが回ってる限り自転車は進みます
確実に今までよりも楽に登れるようになってるのは間違いないです
それも少しではなく数段レベルで!
ずいぶんと高くまで登ってきました
ここはあまり展望がよくないですが、こうやって景色が見えると辛いおもいで登ってきたのが報われる瞬間の一つです
だがまだ坂は続く・・・ ぐはぁ!
しかしこの世に終わりのない坂なんてないんだ
着いたー!!
頂上が見えた瞬間の感動は自動車なんかのエンジン付きで登ってはけして味わうことが出来ません
毎度言ってますが登りはシンドいから嫌いです
でも登りきった瞬間の喜びは何用にも代え難い。それは認める。
さて、ここまで来ればもう今日の山場は終わりました。
このまま進んで津山まで目指して行くわけですが、ここからは基本下りです。
なもんで後は事故さえ気を付ければ労せず辿り着けるはずです。
楽チン楽チン♪
恩 原 高 原
白樺! 青空! でも南風ではないw
この日もとても綺麗だった
でもやっぱり紅葉の時に来るべきだと思いました・・・
鏡野町 こういう景色めっちゃ好き
名勝 奥津渓
紅葉が終わってしまってるのは知っていた
ここは渓谷だけでも素晴らしい景色だと思う
時間がなくあまりゆっくり出来なかったけど、じっくり見たいと思う場所だ
でもやっぱり来年は紅葉の時に来ようw
夕景の奥津湖(苫田ダム)
旧奥津町の中心部に建設された為、当時は地元の反対運動が加熱していたらしい
大規模な反対運動が展開され、「ダム建設絶対阻止」が町是だった。
しかし結局はお上から、奥津町に対して補助金と公共事業の締付をされ行政は混乱。
たいした産業のないこんな山間の町で、そんな事をすれば住民は生活できなくなる。
結局はここを離れるか、ダム建設を容認する(その場合でも当然住めなくなる)かのどちらかを選ぶしかない。
自分の故郷への思いとか、どうしても無くしたくない大事な物があってもどうしようもない。
沖縄の基地問題や原発と同じ構図がここにもある。
というか日本の行政のやってきた事って全部これ。
確かに全く必要のないものを造りはしないと思うけど、誰でも無くしたくないものって当然あるわけで・・・
そして大事なものは人それぞれ違うんだということ。
仕方がない面もあるのかもしれない。
ただ、本当にこれでいいのか・・・とも思ってしまうのです。
津 山
無事目的地へ辿りつきましたが、その頃にはこんなに真っ暗ですよ
津山のB級グルメ ホルモンうどん を食べてこの日のライドは終了です
帰りは輪行
とまあ、長々と記事を書いてしまったわけですがw
率直な感想は 楽しすぎる!w
峠越えって景色の変化がすごい
一日走れば自分みたいな貧脚でもけっこうな距離を走れるし
その中でこんなに見処があったなんて改めて気付かされる事が多いです。
多少荷物が増えるけど、輪行することによって更に遠くまで行けるし。
何回も言うけど登り坂は嫌いです。
でも「次はこの道を反対から走ってみようかな」とか、
「お!ここなら車が少なそうであそこまで行ける」とかって新たの峠越えルートを模索している今日この頃です・・・
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