ひなたぼっこ

「まだ見ぬ素晴らしい景色」を求めて自転車で。

明石を走る

2012-02-07 | Bicycle ride
雪 雪 雪・・・




よく降りますね~

去年は記録的に多かったって言ってた気がするんですが、何が何が。
今年もなかなかの降りっぷりを見せてくれてます。

こんなに積もれば当然しばらく自転車なんかは乗れない訳で。
でも乗れないと思うと余計乗りたくなってくる不思議。

で、休日になるといてもたってもいられなくて輪行ですよ。


鳥取8:53発のスーパーはくと4号に乗り込み、雪のない場所を目指して兵庫県赤穂市の上郡駅へ。



この時点で行き先も何も決めてない
さて、どうするか・・・

場所的に岡山方面か姫路方面のどちらかと目指すことになる。
最近岡山ばかりだったので、今回はとりあえず姫路を目指してみる。
まだ自転車で行った事なかったし。
後は気の向くまま

土地勘も何もないとこでは、とりあえず河を見つけてそれに沿って下ってけば海に出れる。


これは矢野川だったかな?
ここに途中で合流してしばらく走ってて、下ってると思ってたら登ってたという間抜けな事態になりました。
間違えるくらい緩やかな勾配だったって事ですよね(言い訳)


交通量の多い道路などをなんとかやり過ごし、相生市、竜野市を越えたあたりで揖保川と合流した。


だいたい大きな河沿いの土手なんかは自転車が走りやすくなってるんだけどここはそうではなかった。

進んで行くと通行止の連発
写真のように河原に降りて整備されているような道を走ると行き止まりの連続…

自転車担いで昇り降りの連続でしたよorz

走りやすい道が他にあるんでしょうけどね。
なんせ土地勘がないもんでこれは仕方なし。


途中で250号線に合流するが、ここは路肩も狭く歩道もなし、更に交通量の多い三重苦の道だったのでひたすらもくもくと走る。


 姫 路 港



特定重要港湾なだけあってさすがに大きな港です



ここから小豆島行きのフェリーが出てるんですよね。

小豆島か~良さそうだな~ と本気で悩みましたが… それはまた別の機会に。




 小 赤 壁



走ってる途中で看板があったので寄ってみた。

普通の住宅地の路地のようなところに入っていって、道あってるのかな?と若干不安になりながらも進み
最後に15%くらいあるんじゃなかろうかという坂道を登るとこの景色が出迎えてくれた。


瀬戸内側に来るといつも思うんだけど、いわゆる「断崖絶壁」というところが多いように感じる。
海に面したところは日本海側にも多いんだけど、こちらでは特に山で岩肌が剥き出しになってるところが多い。
鳥取では岩肌っていうとどっちかって言えばボロボロと崩れるような柔らかい感じが多いけど
こちらの岩は硬そうというか、ものすごく大袈裟に言うと山自体が一つの大きな石みたいな印象。
建設資材の砂利も瀬戸内側の方が豊富にあるのもうなずけます。

ここもそんな感じの岩場で下に降りればフリークライミングのポイントもあるようでした

公園内には神社もありましたよ





神戸というか明石方面


せっかくここまで来たんだし、どうせなら明石海峡大橋を見たいな~と思いまして、
目標を明石に設定することにします。


途中で寄り道しまくってたのと、出来るだけ海沿いを走ってたら相当遠回りして明石市内に着いた頃にはこんな暗さでした


ライトアップされた明石海峡大橋… と考えましたがあまりの寒さに断念
スマホでさくさくっと近くのホテルを探して宿をとる。
「展望大浴場から明石海峡大橋が見える」ってとこがあったので即決したw
しかも一泊二食付きで4300円(安いw)

まあ、部屋も食事も値段なりです。
でも寝るだけなのでこれで十分でした。




一日明けてこの日は明石海峡大橋を堪能しまくる為にとりあえず海に出る




 大蔵海岸通り





歩いてる人、走ってる人、そして自転車も沢山
綺麗に整備されてる公園になってて走るのが楽しい場所でした。
こんなとこが近所にあったらいいな~


もう明石海峡大橋は眼前に迫ってきてて、建物の影からその姿が見える度におお~っと思わず声があがる
小さな砂浜を見つけたので思わず自転車を持って降りた


この角度から見るのがなかなかよろしい
天気がスカっと晴れてればもっと綺麗だったろうな、残念



 明石海峡大橋

全長3,911m、中央支間1,991mで世界最長の吊り橋である。
明石海峡大橋の主塔の高さは海面上298.3mであり、国内では東京スカイツリー(634.0m ※2012年竣工時の高さ)、
東京タワー(332.6m)、阿部野橋ターミナルビル(あべのハルカス、300.0m ※2014年竣工時の高さ)に次ぎ、
横浜ランドマークタワー(296.3m、海抜は300mで同じ高さとなる)を超える高さの構造物である。



でかい!!

巨大なコンクリート製の橋台が目に飛び込んできて思わず声が出る




無数の直線で構成された巨大な建築物は、日本人の英知と技術を集めた芸術品と呼ぶにふさわしい。
仕事柄いろんな建築物や構造物を見てきたけど、ここはその中でもトップクラスに入ると思う。
これを造るには気の遠くなるような作業と書類があったんだろうな~

寒さも時間も忘れてしばらく魅入ってしまいました。


橋をよく見ると展望台らしきものがあったので当然登ってみた。
エレベーターで9階まで上がると海面から47mの高さの通路がある。


高さを体感できる一本橋




なかなかの迫力です
高いところが大好きな自分にはタマランですよ


展望台から見る神戸方面


そして前日走ってきた加古川方面



高いところから見る景色ってええわ~w



とにかく橋が素晴らしすぎていくらでも見ていられる。
もっとここを堪能する為付近をうろつき色んな角度で見て、とにかく写真を撮りまくった。



 ジェノバライン



淡路島まで13分。意外と近いんですね。

時間的に淡路を堪能する余裕はないが、これに乗れば明石海峡大橋の下を通ってくれるのでまた違った表情が見れる。
そう思ったら乗らずにはいられませんでしたよ。



大人450円、自転車200円で淡路島まで運んでくれます。



自転車は後部のデッキに載せてもらい明石港を出航します。
高速艇だけあって速い!
そして外にいると寒い!





船の上から見るのは、陸から(橋の端側から)見るのとはやはり違って、造形美というものを強く感じた。
もっと橋脚を近くで見たい!と思ったけどそれは無理な話か・・・

建設中に阪神淡路大震災がおこって、地層が動いて橋脚間が1m広がったらしい
橋自体には損傷がなかったらしいが、現場はてんやわんやだったことでしょうねw

そんな事があっても造り上げてしまう技術力に感心しますね。



淡路島は昼御飯を食べてほんとにチョロっと走っただけ
道は広くて綺麗だし、景色もいい




暖かくなったら絶対にアワイチしようと心に誓ったのでした


淡路島の絵島から見る明石海峡大橋



特徴的な岩肌の侵食模様は約 2 千万年前の砂岩層が露出したもので地質学的にも非常に珍しいらしいです

太古の地質と現代の橋  
絵になりますな~






時間も迫ってきたのでそろそろ帰らなければ



往路はウロウロと住宅地なんかを通ってきてたからこんな道があるのを気付かなかった
海沿いの走りやすい道で相当楽に距離を稼げました。


最後に名残惜しい明石海峡大橋…

暖かくなったら今度は君の夜の雄姿を見にまたやってくるよ



姫路駅まで走って輪行


久しぶりに駅弁食べたーよ
想像してたより全然美味かった




今回まる二日間自転車に乗り回してたわけで、こんなに乗ったのはおそらく初めてだと思われる
でも過酷だったとか疲労困憊とかって感覚は微塵もなく、別にこのまま翌日も翌々日も続けれると思う。

自転車で100km走る

傍目にはものすごい事をしてるように思われるらしく、実際周りに話してもそう言われる。
「そんなのチャリの距離じゃない!」って言われた事もある。

でも実際に同じ自転車に乗ってやってみたら誰でも出来るのが分かる。
それを楽しいと思うか思わないかの違いはあるとして。

自転車はダイエットにもいいと思ってる
確かに筋肉が増えてるのはわかる。特に足。

でもね、自転車乗るとめっちゃ食うんですよ。
普段夜は炭水化物とらないんですけど、今回朝昼晩とめっちゃ米食ったw


カロリー消費するけどそれ以上に摂取する…

少し考えねば…w

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