春よ、来い@赤城自然園

はぁるのぉうらぁらぁのー　すぅみぃだーがーわー
と、どら声張り上げて利根川に向かって歌う怪しい奴がいたら、それ、たぬちです。
春になると歌いたくなる曲ナンバーワン。

さてさて、先日、異様にあったかい日が一日ございましたね。
洗濯物はよく乾きましたが如何せん花粉が飛んでいけねぇ。
まあそんなところで春がその辺にいらっしゃるのを感じるわけです。

そんな日に、おうかがいしたのは渋川の『赤城自然園』さん。
こりゃもう、知る人ぞ知る大自然満喫スポットです。
渋川から上がっていった赤城山の上にございまして、下界では見ることのできないあれやこれやを見ることができるわけです。
春・夏・秋の限られた期間の開園なのですが、どの季節に行っても楽しめます。

そう、春・夏・秋の開園……しかーし！今は冬！！3月と行っても取材に行ったころはまだ雪深い冬！！
というわけで、なんと冬の園内を案内してもらったのでございます！！
レア、超レア！！(ノ∀｀)

園内は、まだまだ雪模様。



担当者様に前を歩いてもらい、その足跡を追っかけていきました。
午前中は、まだ凍っている水場とかもあって、結構寒かったです(゜ー゜;



ハンパない切り返しを見せる誰かの足跡。
のうさぎさんだそうな。

途中で見た、珍しい景色がこちら。



分かりますかね？木の間がけぶっております。
この頃から少しずつ気温が上がってきたのですが、雪が蒸発して靄のようになっているんだそうです。
気象条件が重ならないと見られないとのことで、非常に幸運だったようですワタクシ。
辺り一面、こんな感じでもやもやしておりました。

歩きながら、次の花の芽を付けたシャクナゲや、羽化を待つ蛾の卵や、種を落としきったヤマユリなどなど、冬ならではの光景が続きます。
あと、シジュウカラとカケスが喧嘩していたり、鹿の糞も落ちていました。

そんでそんで、案内していただいた最大の目的がこちら。



福寿草！！
太陽が出てきたため、かなり反射して蝋細工のようにも見えてしまいますが、実物はすごくすっごく綺麗でした！ヾ(*゜A｀)ノ
春の開園時期にはもうしぼんでしまっているため、見ることができるのは通常は関係者のみ。
本当に、私は運がよかった。（この2～3日前はまだつぼみだったんだとか）
ちなみに、これが咲くとあとは春へとまっしぐらだそうですよ！

園内を散策しながら、周りの花や木が春を待っているのを感じることができるという貴重な体験。
急にその日あったかくなったのも相まって、すぐそこに春が来ているのが分かりました。
会社の中だけで仕事をしていると、見逃してしまいそうな季節の変わり目を、目一杯実感した一日でした！


おまけ。
帰りがてらにはこんなお山の様子。

山のてっぺんと街の間が真っ白になっておりました。

ぐんラボ！－赤城自然園

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