経営戦略コンサルの洞窟

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言い切るには

2006-07-02 22:53:30 | Weblog
殆どの分析とか調査で100%調べていることを言い切れることはないです。例えば、競合のオペレーション方法、新規参入のための市場規模推定、クライアントの戦略など。

でもクライアントには最終的には言い切ります。感覚的に言うと20~40%程度のデータで。

ただやっぱり言い切りのは大変です。特にクライアントの思っていることの逆の結果の場合、クライアントはとことん質問してきます。

それを乗り越えてメッセージを伝えられのは、自分が全力を尽くして、情報をかき集め、クライアントの10倍考えて、その言い切る内容に絶対の自信があるからです。例えば、これをすればクライアントのためになる、これが競合の狙いです、と言い切れるわけです。

そのために、必死でパソコンを叩いて情報検索することもあれば、見知らぬ会社にコールドコールをしてインタビューさせていただくこともあります。

だから言い切るのはある意味すごく簡単で、全力でクライアントのために労を惜しまずにがんばることです。そうすれば自然と自身がついて20-40%程度の情報しかなくてもメッセージを言い切れます。