1978年3月25日発売
作詞:作曲 天野滋
かつてNSPというグループが活動していたのを、ご存知の方はあまりいらっしゃらないのでは
と思つつ、ネット検索してみると意外に多かったことに驚いています。
このNSPが活動していた70 年代はフォ-クソングブーム期であり、数々のスターが誕生した
時代でもあります。
その中であの吉田拓郎さんではなくNSPの曲を聴くことになったということは、やはり縁があっ
たということでしょうか(笑)。
NSPの曲には、「北北西の風」「冬の花火はおもいで花火」「夕暮れ時はさみしそう」などありま
すが、特に好きだったのが「八十八夜」。
八十八夜とは、立春から八十八日目、つまり五月初旬頃ということになります。
この曲は別れた人への思いを断ち切れぬまま、八十八夜の頃に別の男性のもとへ嫁ぐ女性の
切ない心境が描かれた作品です。
♪ 引き出しの中からあの人の写真 みんな棄ててしまったはずなのに