歌の花園

なつかしい青春時代の歌、想い出の歌の花園へようこそ

さよならをするために―ビリーバンバン

2021-03-13 14:40:45 | ビリーバンバン

      1972年2月10日発売
   作詞:石坂浩二 作曲:坂田晃一


この名曲ともいえる「さよならをするために」は、1972年日本テレビで放送されたドラマ
「3丁目4番地」の主題歌である。
当時観た記憶があるが、石坂浩二と浅丘ルリ子が出演していたという程度だ。
ドラマは前年の「2丁目3番地」の続編なのだが、私が観たのはどっちなのかそれとも両方観
ていたのか頭の中でゴチャゴチャになっている。
一方の主題歌は、よく知っている。
ビリーバンバンの曲で一番好きなのが、この曲だ。
しかし作詞が石坂浩二だったという事は、後に知ることとなる。
さすがマルチな才能のあるお方。
歌詞の内容を私なりに紐解いていくと、今の彼女と新たに歩いていこうとしているのだが、
過去の彼女がちらついてくる。
その彼女との想い出を断ち切りたいという主人公の心情を描いている、そんな感じだろうか。
それを巧みな比喩的表現により、完成度の高い美しい詞に仕上がっている。
まあプロの作詞家でも、なかなかこんな詞は書けないと思う。
ところで石坂浩二と浅丘ルリ子は「2丁目3番地」での共演がきっかけで同年に結婚するも
2000年に離婚。
離婚会見は2人揃ってのことだったと記憶している。
また石坂氏、浅丘ルリ子と結婚する前に加賀まりこと交際していたのだが、この件は週刊誌
を立ち読みして知ったぐらいの程度。
この3人が曲のモデルらしいという噂がある。
たしかにそんなふうにも受けとれるが真相やいかに。。。
その3人が2017年に、テレビ朝日のドラマ「やすらぎの郷」で共演している。
このドラマをチラッと観たが、私の人生にはありえないような何とも不思議な光景だった。 
とにかく3人とも良い関係だからこその共演だったのだろう。


   ♪過ぎた日の微笑みをみんな君にあげる ゆうべ枯れてた花が今は咲いているよ
  

れんげ草ービリーバンバン

2021-03-09 12:25:30 | ビリーバンバン

    1972年8月10日発売
   作詞/作曲  安東 久


レンゲソウという花は漢字で蓮華草と書き、字のごとく蓮の花に似て
いることから名付けられた。
横から見ると確かに似ている。
私が子供の頃春になると、あちこちの空き地や土手などにレンゲソウ
が一面に咲いた。
そのレンゲソウを友達と摘んで花束にしたり首飾りを作ったり。。。
日が暮れるのも忘れるほど夢中で遊んでいた。
あの子たち、今頃どうしているだろうか・・・。
近年レンゲソウは、化学肥料や農薬の影響によりまったく見かけなく
なった。
ふるさとの美しい原風景が、無くなっていくのはとても寂しい。

ビリーバンバンの♪れんげ草はその懐かしい子供の頃を思い出させて
くれる曲である。

 
     ♪ 山のふもとの小さな村に  咲いたかわいいれんげ草よ

 
            

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また君に恋してるービリーバンバン

2011-08-11 14:06:11 | ビリーバンバン
  
      2007年11月7日発売
    作詞:松井五郎   作曲:森正明


演歌歌手の坂本冬美さんが歌い大ヒットした「また君に恋してる」。
この曲は元々、兄弟デュオ「ビリーバンバン」が歌っていたのをご存じの方も結構いらっしゃると
思います。
ビリーバンバンは、1969年に「白いブランコ」でデビュー。
主な曲と言えば、「れんげ草」やテレビドラマの主題歌「さよならをするために」などです。
また長年お酒のCMソングに起用された曲たち、「琥珀色の日々」「君の詩」「夢を紡ぐ季節」は、
CMが放送される毎に流れてくるので、自然と覚えています。
この「また君に恋してる」も、その中の曲ということになります。

    ♪ また君に恋してる  いままでよりも深く

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