しおさいの詩―小椋佳

　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　 　1971年　2月21日発売

　　　　　　　　　　　　　 作詞：小椋佳　　　作曲：小椋佳

　　　　
　　　　学生時代に聴いた「しおさいの詩」は、小椋佳のデビュ－曲である。
　　　　彼はシンガーソングライターであると同時に東大卒のエリート銀行員でも
　　　　あった故、異色の歌手として注目を集めた。
　　　　
　　　　また他の歌手への提供作品も、数多い。
　　　　美空ひばりの「愛燦燦」、五木ひろしの「山河」など、、、。
　　　　そして舟木一夫の「風、好きに吹け～迷夢本望～」も、小椋氏の作品。
　　　
　　　　あれから40年の月日が流れたが、デビュー当時の小椋佳の曲を聴くと
　　　　東京でアパート暮らしをしていた学生時代が懐かしく蘇ってくる。


　　　　　　　 ♪　しおさいの浜の岩かげに立って・・・・・・

木枯らしの舗道―天地真理

　
　　　　1974年　12月10日発売

　　作詞：山上路夫　作曲：森田公一


　「想い出のセレナーデ」の3か月後に発売された　ワルツ調の「木枯らしの舗道」は、
　天地真理の見事なファルセット歌唱を充分堪能出来る曲である。
　やはり学生時代に声楽を学んでいただけに、素晴らしい歌唱力のある歌手だった
　と今更ながら気づかされた。
　そう、天地真理は単なるアイドル歌手ではなく、れっきとした正統派歌手だったので
　ある。
　
　　　　　 ♪街の舗道に　木枯らし吹きぬける・・・・・

虹のむこうに―舟木一夫

　先日、東の空に虹を見た。
　雨上がり後の虹は大きくて綺麗だったが、しだいに空の彼方
　へ消えていった。
　それはまるで淡い初恋のように、美しくも儚いものであった。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　 ♪　虹の彼方に 住む人は・・・・・・

パールカラーにゆれてー山口百恵

　　 1976年　9月21日発売

作詞：千家和也　　作曲：佐瀬寿一



「パールカラーにゆれて」は、山口百恵の14枚目のシングル。
前曲「横須賀ストーリー」で新境地を開き、大ヒット。
続いてこの曲も一位を獲得し、彼女はみるみるうちに大人びた
魅力の歌手へ変貌を遂げ、国民的スターへと上り詰めていった
のである。


♪ 街は恋するものたちの港・・・・・・

想い出のセレナーデ―天地真理

　
　　　　　　1974年　9月1日発売

　　作詞：山上路夫　作曲：森田公一


1971年にテレビドラマ「時間ですよ」に出演後、『水色の恋』で歌手として
デビューした天地真理。
その後数々の曲がヒットして、国民的アイドル歌手として活躍した。
「想い出のセレナーデ」はデビューから11枚目のシングルであり、それまで
のポップな曲と異なる、しっとりとしたバラード。
あらためて天地真理の歌唱力の素晴らしさが、うかがえる作品でもある。

♪ あなたのもとへいそいそと 季節の花をかかえては