歌の花園

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 童謡 うれしいひなまつり

2012-03-02 16:14:36 | 童謡、唱歌
                        うれしいひなまつり

                      昭和11年 1月発売
                  
                 作詞 サトウハチロー  作曲 河村光陽


童謡「うれしいひなまつり」は、サトウハチローが作詞した曲である。
彼の姉が嫁ぎ先が決まっていたにもかかわらず、18歳で結核で亡くなり、その思いをこの詞に
託したといわれている。

毎年ひな祭りが近づくと、スーパーやデパートなどでこの曲が流れてくるが、どことなくもの悲しく
聴こえるのは、そのせいだろうか。                                   
                           

             あかりをつけましょ ぼんぼりに
             お花をあげましょ 桃の花          
             五人ばやしの 笛太鼓
             今日はたのしい ひなまつり

             お内裏様と おひな様
             二人ならんで すまし顔     
             お嫁にいらした 姉様に            
             よく似た官女の しろい顔
 
             金のびょうぶに うつる灯を
             かすかにゆする 春の風
             すこししろ酒 めされたか
             あかいお顔の 右大臣

             着物をきかえて 帯しめて
             今日はわたしも はれ姿
             春のやよいの このよき日
             なによりうれしい ひなまつり

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