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ウェストサイド・ストーリー

2009-12-03 23:02:51 | 日記
リバイバルだけれども、バーンスタインの曲にソンドハイムの詞、ジェロームロビンズの振り付けとなると、見に行こうかなと言う気になる。

本来、行き場のないエネルギーを人種間の衝突で発散させているはずの2グループだが、この舞台では屈折した若者達が無理解によって事件を起こす筋書きとなっている。

特筆は、アニータ役の Karen Olive の踊りと歌唱力。
舞台後の挨拶でもひときわ大きな拍手をもらっており、観客に評価されていることが分かる。声の質、高音ののび、キレのある踊り、どれをとっても超一品。覚えておこう。

主役のトニー役は Matt Cavenaugh で、合格点。マリア役の Josephina Scaglione は話し方と演技は上手なのだが、声が透明で他のキャストと異質のため苦労しているように見える。

充実した舞台だった。