年内の仕事が片付きそろそろ休みの気分となってきた。年明けは幸いにして2日と3日が週末なので1月4日からの仕事となる。
いつもは1月1日で休みが終わってしまうので日本人としては全開で仕事を始めるという雰囲気にならない。
さて、今日はアレーパの話。
ベネズエラの友人宅を訪ねた時に、友人のお母さんが毎朝焼いてくれたものである。
日本ではサンドイッチのように豪華な具を挟んで食べるのが流行っているようだが、そこでいただいたのは、卵料理と Salsa verde を添えたシンプルなもの。
出会ったアレーパが簡素な組み合わせだったので、今でもサンドイッチにはなじめない。
具だくさんにするならブリトーの方が好みだ。
毎週一回はチョリソーと野菜を炒めたものに各種豆、グアカモーレと赤いソースを足したブリトーを仕事場の向かいの屋台でお昼に買うのが恒例となっている。
子供の頃から食べ慣れているものから離れられないのか Salsa verde のかわりに鰹節醤油とキムチを添えている。
一つにはベネズエラで食べたあの Salsa verde を見つけられないというのも理由である。
友人の母の手作りというのは典型的な味ではなかったのか、この辺りでは希望する味に巡り会えない。
今日の献立:
アレーパ粉 250ml
お湯 250ml(粉と同じ分量)
塩 少々(お好み量)
均等になるまで混ぜて放置。
だんだん堅くなるので耳たぶ程度の堅さになったら(5分くらい)手で平らに形を整える。
自分は薄めが好みなので一生懸命のばす。
フライパンで表面がパリッとするまで両面を焼く。
添えるものは、辛いもの(キムチやチャンジャ、明太子)とスクランブルエッグ。
自分は番茶が良く合うと思うのだが、人はコーヒーの方が絶対に良いという。
おかか醤油も鰹風味のせんべいを彷彿とさせる香りで美味しいと思うが、これも人からは不思議がられる、
鰹節風味のアレーパを食べてる人はどこにもいないと言われた。
好きで食べているのだから良いじゃないかと思っている。