向こうのガイドさんに頼んで、行ったことのないところへ観光に行くことにした。
大連から車で行ける範囲。
川を挟んで、向こう岸に北朝鮮の見える町。
丹東に行くことに。
山もトンネルもない、ただひたすら真っ直ぐに走る高速道路。
大連から丹東まで片道、4時間弱。
その間、サービスエリアというものが全くなく、
2時間ほど走ったところにやっと一つ。
作りは日本のサービスエリアのようだった。
果物が並べられていた。
お店の中は、缶コーヒーやジュース、栄養ドリンク、お菓子、
ちょっとしたお土産のおもちゃみたいなものが置いてあった。
けど、なんだか、食品添加物たっぷり~と言う感じがして
買う気にはなれなかった
高速道路沿いに、ずらりと植えてあった紫色の花。
サービスエリアにも植えてあったので、カメラで
なるさんのブログで見かけた白いタンポポ、発見
サービスエリアでトイレ休憩を済ませ、さらに走ること2時間。
やっと丹東に近づいてきた。
丹東の町に入ると、川が流れており、向こう岸は北朝鮮。
ズームで。
人影はなく、質素な建物が並んでいた。
誰かが住んでいるのだろうか?
川の狭いところでは、泳げばすぐに渡れるような近さ。
警備をする人も見当たらす、簡単に脱北できるんじゃないかと
思わず思ってしまうくらいの近さだった。
どんなに近くても、
中国から向こう側に泳いで渡ろうと思う人は、
まずいない、とガイドさんが断言していた。
ガイドさんから、
中国料理と北朝鮮料理とどちらが食べたいですか?
と聞かれ、ここまでせっかく来たのだから、
北朝鮮料理を食べてみよう、ということに。
案内されたのは、大衆食堂~と言った感じのレストラン。
魚のから揚げと、かぼちゃのパン、トウモロコシのお粥。
セロリと豚肉の炒め物。
チンゲン菜、シイタケ、人参のあんかけ風炒め物。
貝のスープ煮。
ナスとひき肉を揚げたものを甘辛く煮たもの。
白菜の八宝菜のようなもの。
北朝鮮の家庭料理なのだそうだ。
さて、肝心のお味の方は。。。
あはは
すみません
この日も、鼻が利かず、全然、味が分かりませんでした
夫は、トウモロコシのお粥のようなものが
とても気に入ったらしく、
大連のホテルの近くのスーパーに置いてあった
トウモロコシの粉(たぶんこれをお湯で炊いて作る?)
を5袋も買ってきた。
どうするの~、そんなに沢山
帰ってから、うちの会社で働いてもらっている
中国人の女の子たちに分けてあげていたら、
みんなから
これは中国ではお米を買えない貧乏な人が食べるもの
と言って、かなり不評だったらしい
質素な食べ物でも、食べたことがないものって
美味しく思えるものなんだね
レストランのすぐ先には、鴨緑江大橋が。
戦前、日本によって造営され、船を通すために
真ん中から2つに分かれる設計になっているのだそうだ。
しかし、1950年に始まった朝鮮戦争でアメリカ軍の爆撃を受け
北朝鮮側の半分は失われたまま。
先端には、大砲と簡単な橋の模型が展示されていた。
橋のたもとにはこんなものも。
ほんの半世紀前までは、ここも戦火の下にあったのだろう。
平和な中国、平和な日本。
いつまでもこの平和が続いてほしいものだ。
そして、川の向こう岸に見える北朝鮮という国も
誰もが行き来できるような平和で豊かな国になる日が来る事を
心から祈らずにはいられなかった
以上、「北朝鮮料理を食べてきました」編、
長々と見て下さってありがとうございます。
次は、「万里の長城の花嫁」編です。
え、まだあるの?って
良くぞ無事の帰還
次は花嫁姿に変身ですか楽しみですよ
楽しくて何度も読んじゃいましたよ~♪
本場のお料理楽しめなくて残念でしたね。
でも私はお写真で楽しませていただいています
貝のスープ煮が食べてみたいな^^
白いタンポポ、大陸にもあるんですね。
「万里の長城の花嫁」も楽しみに待っています。
楽しいおみやげありがとうございます~
拉致されるかも~なんて考えていませんでしたが、無事に帰ってこられてよかったです^^;
万里の長城の花嫁、楽しみにして下さってありがとうございます^^
また記事を整理し次第、アップしますね
何度も読んで下さったなんて、嬉しいです~
北朝鮮の料理ってどんなのかなぁと思っていましたがそんなに違和感のあるものではありませんでした。
っていうか、私は何でも食べられる体質なのですが、ここでも味が分からないのは残念でした^^;
「万里の長城の花嫁」も楽しみにして下さってありがとうございます^^
近くて遠い国ですね。
お料理も地味な感じで中国料理の華やかさは無いですね。
お味は分からなくて残念でした。
見た事無い風景楽しませて頂きました。
北朝鮮の料理は、本当に地味でした。
味もきっと美味しい~という感じではなかったかもしれませんね。
日本にいて食べられないものを経験するいい旅でした^^;
匂いが分からないと、こんなにも味が分からないものなんですね。
旅をすると見たことのない風景を見れるのも楽しいですね。
一緒に見て下さってありがとうございます
ここにいるだけで・・・緊張しなかったぁ!
川の向こうへ渡ったら・・・
二度と帰ってこれそうにもないっ!!
こわ~い!
というのが感想でっすっ
偏見かなぁ~
世界がすべて平和になりますようにっ
ウミウミ
そのとき思いました なんて日本は平和なんだろうときっとsuzuranさんも同じ思いをしたのではないでしょうか
料理の味はわからなくてもなかなか普通行かれないところに行かれたんですから
本当に良かった少し旅行気分にして頂きありがとうございました♪♪
実際に行った時には、みんなふつ~に観光していたので、あまり緊張感はなかったのですが。
警備をしている人もいないし、向こう岸にも誰もいないし、実感がわきませんでした。
あまりにも無防備な感じだったので、夜とか、北朝鮮の人が泳いで渡ってきても全然分からないんじゃないかと思うほどでした。
ホント、世界中から戦争がなくなる日が来るといいのに~
長々と書いてしまって、最後まで読んで下さった皆様に申し訳ないなぁって思っていましたが、そんな風に言っていただけてとっても嬉しいです^^
チカちゃんも韓国に行かれて同じような思いを抱かれたのですね。
実際に住んでいるといろいろと不満に思ったりすることがあるけれど日本と言う国がどんなに平和で素晴らしい国かと言うことを異国に行くたびに実感します。
一緒に旅行気分を味わって頂けてとても嬉しいです。
ありがとうございます