なおじい(HOBBY:カメラ・ビデオ撮影・DVDオーサリング/資格:ラジオ体操指導員・防災士・応急手当普及員)

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『第68回NHK紅白歌合戦』総合司会は内村光良に決定 紅組は有村架純 白組は嵐・二宮和也

2017年11月13日 18時36分23秒 | ブログ

『第68回NHK紅白歌合戦』総合司会は内村光良に決定 紅組は有村架純 白組は嵐・二宮和也

『第68回NHK紅白歌合戦』の総合司会を務める内村光良(左)と紅組司会を務める有村架純© (C)ORICON NewS inc. 『第68回NHK紅白歌合戦』の総合司会を務める内村光良(左)と紅組司会を務める有村架純

 『第68回NHK紅白歌合戦』(12月31日 後7:15~11:45)の総合司会がウッチャンナンチャンの内村光良(53)、紅組司会が有村架純(24)、白組司会が嵐の二宮和也(34)に決まった。13日、同局より発表された。有村は2年連続の紅組司会、二宮は嵐として2014年まで5年連続で司会を務めたが、単独で初。内村は、第49回の紅白歌合戦で、音楽ユニット・ポケットビスケッツのメンバーとして出場したが、総合司会は初となる。

 今回の“大役”を受け内村は「この話を聞いた時、本当に驚きました。全くの予想外の事でした。すごく緊張するだろうと思いましたが、貴重な機会なのでお受けしようかと。そして、紅白の総合司会とは一体どんな総合なのか、総合的に体感してみようと思います」と意気込み。

 「でも本番はそんな余裕もなくあっという間なのでしょう。とにかくみなさんと一緒に楽しもうと思います。そして私を推薦して下さった、NHKゼネラル・エグゼクティブ・プレミアム・マーベラス・ディレクターの三津谷寛治氏に感謝します」とコメントを寄せた。

 2年連続紅組司会の有村は「まさか、今年もお話をいただけるとは思わず、ただただ驚くことしかできませんでした」。「紅白の司会を再びやらせていただけるなんて、恐縮以外のなにものでもありません。至らない点ばかりですが、ご出演される方々、スタッフの方々に失礼のないよう、精一杯臨みたいと思います」と気を引き締め「今からすでに緊張していますが、内村さん、二宮さんのお力をお借りしながら、2017年楽しく締めくくれるように頑張りたいと思います! よろしくお願い致します」とメッセージ。

 単独では初となる二宮は「今年を代表する歌手の皆さまと、そして観てくださる皆さまと一緒に、今年を締めくくることができるのを大変光栄に思います。内村さん、有村さんと一緒に、NHKホールが実家に帰ってきたような温かい空間になるよう、努力し、皆さまと一緒に今年をふり返りたいと思います」と伝え「昨年から歌い継がれた夢を、今年も歌手の皆さまに紡いで頂き、沢山の夢の数々を来年に…。笑って2018年を迎えましょう」と呼びかけている。

 同番組は、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向けて、昨年の『第67回』から、オリンピックイヤーを目前にした2019年の『第70回』までの4年間、「夢を歌おう」をテーマに掲げ、さまざまな世代の人たちの夢を「歌の力」で応援していく


11月13日は「うるしの日」。悲運の皇子が広めた漆文化

2017年11月13日 14時53分53秒 | ブログ

11月13日は「うるしの日」。悲運の皇子が広めた漆文化


11月13日の今日は「うるしの日」です。日本の漆文化の歴史は古く、北海道にある縄文時代の遺跡、垣ノ島遺跡からは、朱漆を使用した装飾品が発見されています。この装飾品は、世界最古の漆製品と言われているのだそうです。
そして、現在も多くの職人さんたちが、長く受け継がれてきた伝統を守りながら、私たち現代人の生活に合わせた様々なスタイルの品を作り続けています。
今回は、日本における漆器の歴史と逸話についてご紹介します。
 

悲運の皇子、惟喬親王と漆器の関係とは?

京都嵐山の法輪寺
京都嵐山の法輪寺
みなさんは、「木地師」という言葉を聞いたことはありますか?木地師とは、轆轤(ろくろ)を使ってお椀などを形作る職人さんのことです。木地師が作った器に、漆職人が色をつけることで、ひとつの漆器ができあがります。

木地師と漆職人の歴史を語る上で欠かせない人物がいました。それは、平安時代の皇族、惟喬(これたか)親王です。惟喬親王は「悲運の皇子」として知られ、悲しい逸話を多く持つ人物なのですが、実は木地師たちの間では「木地師の祖」と呼ばれています。というのも、木地師の仕事に欠かせない轆轤を考案したのが、惟喬親王だったのです。
さらに、漆と惟喬親王との間にも興味深い逸話がありました。惟喬親王が京都嵐山の法輪寺に参籠した際、満願の日であった11月13日に虚空菩薩から漆の製法や漆塗りの技法を伝授され、それが日本中に広まったというのです。日本漆工協会は、この言い伝えをもとに、11月13日を「うるしの日」としました。
世界でも名高い日本の漆器は、惟喬親王の活躍があったからこそできたものだったんですね。
 

受け継がれる職人の技。日本四大漆器。

漆を練る職人さん
漆を練る職人さん
日本では、各地で様々な漆器が生産されており、「越前漆器」「会津漆器」「山中漆器」「紀州漆器」は日本四大漆器と呼ばれています。これらの漆器産地では、今でも職人たちによって現代人の生活に合わせた様々なスタイルのものが作り出されています。ここではその一部をご紹介します。


●漆琳堂:越前漆器(公式サイト
福井県鯖江市に本社を構える漆琳堂は、1793年に創業されました。2009年に漆琳堂が立ち上げたブランド、「aisomo cosomo」の漆器は、ポップでカラフルな色合いと丸いフォルムが特徴的です。可愛らしいデザインの品々が、普段の生活を明るく彩ってくれること間違いなし。

●白木屋漆器店:会津漆器(公式サイト
福島県会津若松市にある白木屋漆器店は、およそ1650年頃に創業されました。数々の博覧会で賞を受賞してきた白木屋漆器店の品は、まさに折り紙つきです。また、ルネサンス様式を取り入れて大正3年に建てられた店舗は、観光地としても有名です。会津へ旅行した際は、白木屋漆器店を訪れてみてはいかがでしょうか。

●畑漆器店:山中漆器(公式サイト
石川県加賀市の畑漆器店では、「col.」と「卯之松堂」という2つのブランドを展開しています。col.の品は、きれいなと、鮮やかながらもシンプルなカラーリングが特徴的です。現代人の生活に寄り添って作られている品々には、「え、これも漆器なの?」と驚かされます。

●KISHU+:紀州漆器(公式サイト
KISHU+は、「先端工芸」をキーワードに、株式会社島安汎工芸製作所、中西工芸株式会社、株式会社若兆、山家漆器店、有限会社橋本漆芸の5社共同で立ち上げられたブランドです。昔からの行われている手仕事を尊重しながら、新しいデジタル技術を取り入れるといった試みをしています。KISHU+は、「メゾン・エ・オブジェ・パリ 2018年1月展」への出展を予定しています。漆器とデジタル、組み合わせるとどんな作品ができるのでしょうか。とても楽しみですね。


今回は、日本の漆器の歴史についてご紹介しました。「漆器って少し手が出しにくい・・・」と思っているみなさんも、「うるしの日」を機会に漆器を購入してみてはいかがでしょうか。