なおじい(HOBBY:カメラ・ビデオ撮影・DVDオーサリング/資格:ラジオ体操指導員・防災士・応急手当普及員)

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2018年春の花粉飛散予測(第1報)

2017年11月06日 18時45分20秒 | ブログ

2018年春の花粉飛散予測(第1報)
~東北・関東甲信・四国では「多い」飛散量 東北は前シーズンの約2倍!~2017年10月3日発表

1.概要

  • 東北、関東甲信、四国地方では前シーズンの1.5倍以上
  • 北海道は、例年比、前シーズン比ともに約半分の少なさ
  • 九州は、前シーズンに比べると少ないが、油断は禁物
2018年春の花粉飛散予測は、東北から近畿、四国地方までの広い範囲で、前シーズンの飛散量を上回る見込みです。特に、東北、関東甲信、四国地方では、「非常に多い」飛散量の都道府県があり、注意が必要です。中国地方は前シーズン並み、北海道、九州地方は、前シーズンと比べると少ない予測となっています。
一方、例年比でみると、東海と近畿地方ではやや多く、東北と関東甲信、九州地方では例年並みとなるでしょう。北海道、北陸、中国、四国地方では例年を下回る見込みです。
2018年の花粉飛散量(前シーズン比)

2018年の花粉飛散量(前シーズン比)

2018年の花粉飛散量(例年比)

2018年の花粉飛散量(例年比)

2.飛散量の予想根拠

花粉の飛散量は前年夏の気象条件が大きく影響します。気温が高く、日照時間が多く、雨の少ない夏は花芽が多く形成され、翌春の花粉の飛散量が多くなるといわれています。2017年の夏は、全国的に気温が高く、日照時間も多くなりました。降水量は、北海道、東北、北陸で多くなりました。

3.2017年シーズンの花粉飛散状況まとめ

2017年シーズンの花粉の飛散量は、北海道では例年並み、東北から中国、四国では例年より少なく、九州では例年より多くなりました。
また、東京と大阪の過去10年の飛散傾向を見てみると、2014年までは、前年に比べて「多い」と「少ない」を繰り返していましたが、東京では2015年以降は飛散量に目立った増減がなく、例年の半分ほどの飛散量で推移しています。大阪では2015年、2016年は例年の約半分の飛散量でしたが、2017年は例年並みでした。また、花粉飛散量をスギとヒノキで分けてみると、西日本ではヒノキの飛散量の割合が東日本に比べて多く、特に近畿地方は、ヒノキの割合が50%を上回る年もありました。
過去10年の花粉飛散傾向(東京千代田区)

過去10年の花粉飛散傾向(東京千代田区)

過去10年の花粉飛散傾向(大阪市)

過去10年の花粉飛散傾向(大阪市)

4.各地域の花粉飛散傾向

地方飛散量
(地方平均値%)
2017年
夏の気象
例年比前シーズン比
北海道 少ない
(60%)
少ない
(50%)
気温:平年並
降水量:多い
日照時間:平年並
東北 例年並
(100%)
多い
(190%)
気温:平年並
降水量:多い
日照時間:平年並
関東
甲信
例年並
(100%)
多い
(160%)
気温:高い
降水量:少ない
日照時間:平年並
北陸 やや少ない
(70%)
やや多い
(130%)
気温:平年並
降水量:かなり多い
日照時間:多い
東海 やや多い
(110%)
やや多い
(120%)
気温:高い
降水量:少ない
日照時間:多い
近畿 やや多い
(110%)
やや多い
(120%)
気温:高い
降水量:平年並
日照時間:多い
中国 やや少ない
(80%)
前シーズン並
(90%)
気温:高い
降水量:平年並
日照時間:多い
四国 やや少ない
(80%)
多い
(150%)
気温:高い
降水量:平年並
日照時間:多い
九州 例年並
(100%)
やや少ない
(70%)
気温:高い
降水量:少ない
日照時間:多い

※花粉の種類について
 北海道はシラカバ、その他はスギ・ヒノキ花粉の飛散量を表します。

※飛散量に関する言葉の説明

非常に多い :前シーズン (例年)の200%以上
多い :前シーズン (例年)の150%以上200%未満
やや多い :前シーズン (例年)の110%以上150%未満
前シーズン(例年)並 :前シーズン (例年)の90%以上110%未満
やや少ない :前シーズン (例年)の70%以上90%未満
少ない :前シーズン (例年)の50%以上70%未満
非常に少ない :前シーズン (例年)の50%未満

 前シーズン:2017年シーズン飛散量
 例年:過去10年(2008~2017年)の平均値

※2018年夏の気象に関する言葉の説明
 平年:1981~2010年の平均値


パソコン(PC)は電源を落とさないほうが消費電力が少ない?

2017年11月06日 09時00分53秒 | ブログ

パソコン(PC)は電源を落とさないほうが消費電力が少ない?

 欧米では電源を切らない人のほうが多いと言われているパソコン(PC)。反対に日本では電力の節約意識が高いためか、使い終わったら電源を切る人が圧倒的に多いようです。ところがこのPCをシャットダウンするという行為、必ずしも節約になるとは限らないのです。

◆そもそもPCの電気代はどのくらいかかるの?

 デスクトップPCの電気料金は、PCの消費電力や使用環境、電気料金プランなどで変わってはきますが、1時間につき3円程度です(※デスクトップPCの消費電力を100W/待機電力を2.3W、周辺機器を含まずPC本体のみの電気代として計算)。1日に4時間使ったとして、1カ月(4時間×30日)でおよそ360円かかります。

 ノートPCの場合はもっと安くて、1時間につき0.6円程度(ノートPCの消費電力を25W/待機電力を0.7Wとして計算)で。1日に4時間使ったとすると1カ月(4時間×30日)でおよそ72円。そもそもの問題として、購入時にデスクトップよりもノートを選ぶことが、PCの電気代において最大の節約ポイントとなり得ることがわかります。

 もちろん、すでにデスクトップPCを所有しているのであれば、購入費用などを考えると、利用時間をはじめ使用環境にもよるでしょうが、わざわざ買い換えるほどのレベルではないかもしれませんが。

PCの種類のほかに、電気代の節約になるのか気になるのが、シャットダウン問題。最近、「エアコンはつけっぱなしのほうが電気代が安くなる」ということが話題になりましたが、PCではどうなのでしょうか。

◆電源を落としてPCの電気代は節約できるか?

 PCの電源を落とす=シャットダウンとは完全に電源がオフになった状態のことで、シャットダウンした後は基本的に電力を消費しません。もちろん、コンセントに差し込んでいればわずかに電力(※待機電力)を使用しますので、省エネ・節電という観点から見ればコンセントから抜くのがいいのかもしれません。

 ただし、そこまでするかどうかはPCに関しては微妙。というのもPC内部のマザーボードでは、基本的な設定やデータをBIOS(バイオス)が電池を用いて維持しています。それがコンセントを抜くと内蔵された電池を使う仕組みになっていて、そのままにしておくと1~3年で完全放電してしまい、内部データを維持できなくなり、起動しなくなってしまうこともあるのです。

 なので電源を落としてコンセントを抜くというのは、ことPCに限ってはあまり賢い策とは言えません(ノートPCの場合はバッテリーが内蔵されているので充電がある限りは問題ありませんが)。

PCの電源を落として得をするためには、不使用時間90分が目安だとWindows開発元のマイクロソフトは公表しています。なぜなら大方の電気製品と同じように、起動時にたくさんの電力を消費するからです。つまり90分間の間に何かしら使うのなら、そのまま電源を落とさずにスリープ状態(※メモリに作業内容を一時保存し、いつでも復帰できるような休止状態)にしておくほうが、起動電力が少なくすむので得ということになります。

◆度重なるシャットダウンはPC自体の負担になることを忘れずに!

 ただ、この90分というのは電力消費の面だけを見てのことです。というのもPCは精密機器。ハードディスクなどのモーターを回転させて起動するというプロセスは、実はPC自体に大きな負荷をかけることになります。

 たとえばデータを記録するハードディスクが壊れる(クラッシュする)のは、ほとんどが起動時です。ハードディスクに関する限りは、ずっと回転させておいたほうが長持ちするとも言われています。つまり、節電を心がけこまめに電源を落とすことによって、知らず知らずのうちにPCに負担をかけているのかもしれないのです。

毎月の電気料金を節約しようとしているのに、PCの故障確率を高めて買い替えするようなことになってしまっては、本末転倒。人それぞれ使用頻度などに差はあるでしょうが、帰宅してPCをつけたら確実に使用を終える就寝時までは電源を落とさずにオンにしたままにしておくのが、PCに負担をかけず節電にもつながるであろう最良な方法と言えるかもしれません。PCは、電気料金プランや使い方を意識すれば電気代の節約が可能です。自分に合った方法を見つけてみてください。