音と人のコラボな生活 

チャキチャキマダムの半径4キロ,
時々遠出の山陰ローカルライフ

フランスからきた熱き演奏家3

2008-05-11 | 音楽
ヴァイオリンの演奏についての感想。
プログラム中から3曲ピックアップ。

弾いたことのある曲
弾いてみたい曲
弾けない曲

パガニーニのカンタービレ
ギターのソロ2曲に続いて、ヴァイオリン&ギター、1曲目。
これは一緒に歌えた。
ここまで表現していいんだ!
予想以上の伸びやかな演奏は新鮮。
短い曲だが、大胆な曲の構成にも関心した。

休憩後のジュリアーニのソナタ。
ジュリアーニはギターの名演奏家だったことから
ギターの曲を数多く作曲している。
ベートーベンと同時期の作曲家だが、
この時代の曲にも、ニコラは遊び心を忘れない!
型を守りながらも
それだけじゃー、つまんな~~いとでも言いたげに、
所々、自由に表現するあたり、さすが、フランス人!?

イザイ 無伴奏ヴァイオリンソナタ『バラード」
これは憧れの曲だが、楽譜をみたことがない。
いや、見たくない!?
どうせ、みても弾けないから(泣)

この曲と次に弾いた2曲の3曲はヴァイオリンひとりで演奏。
この時のお客さんの様子にはびっくり。
迫力ある演奏に釘付け!

世界的なバイオリニストでもあったベルギー生まれのイザイが
1日で書いたというソナタのうちのひとつ。
確かに即興的な感じを受ける。
ニコラの完璧なテクニック
厚みのある重音、深い低音、甘い高音、
月並みだが音色には魅了された。
そして、悔しいけど、
この難曲を楽に弾いてるように見える。
すごいな~


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