跡形もなく津波に流されたお寺は1台のストーブで暖房も賄える仮設。
うずたかい瓦礫が窓に広がり毎日毎日処理に追われるクレーン車。
こんなところで五郎さんの33回忌は僧侶の読経で始まった。
鈴やかねに合わせ詠吟する御詠歌は子供の頃から何度も耳にしているが
5人のお焼香が済むと和尚さまの歌唱?ともいえる御詠歌が流れた。
今まで聴いていたそれとは全く違うメロディーのついた御詠歌。
たゆたう節回しで詠じる歌の曲調がとても心穏やかに語りかける。
ここにある東日本大震災物故者諸精霊位の190名もの御霊にも成仏を
語りかける優しい御詠歌は震災後にとり入れたのかも知れない。
このことは中学の同級会でも話題になっていたから感動ものだった。
和尚さまのお母さんと私が同級生であると知ってのことだ。
” 母はまぁ~ よく喋る! ” 指を口に動かすゼスチャーで言う。
あんなに喋る人に変貌した驚きを中学の同級会で認めたばかり
決して否定しない笑いと地元ならではの世間話しにも和んだ。
この日ばかりはお墓のお供えお団子をカー君達にお裾分けし無事終了。
5人はお疲れさん会のつなぎ温泉に向かった。 続きます~
何てことなかったのですが徐々に沁みました。
雑談中に和尚さんの質問で見事 聞き違いをし
皆で大笑いする一幕がありました。
ここでは書けません プププ
友人の運転で盛岡に行くとき、スリップして一回転しながら蛇行、生きた心地がしませんでした。
憧れのKちゃんだったけど、同級会の時は一人で、喋りまくってましたね。
和尚さんのご詠歌には私も感動~~~
瓦礫をみると復興はまだまだ先、悲しいです。