大好きな八木秀次先生の著書
『反「人権」宣言』読了!
10年も前の本ですが、勉強になりました。
人権とはなんぞや?
それは人間の権利です。
それまで、はっきり定義付けされておらず、なんとなく高尚なもの、生命に対する慈しみの情とかそういう感じで捉えられている人権という概念を、八木先生の解釈でですが、わかりやすく説明してくれてます。人権という概念が生まれた歴史からきちんと分析しておられます。
八木先生によると、
人権=人間の権利ですが、
この人間とは、歴史や伝統や道徳、宗教、共同体も否定するまったく孤立した存在のことだそうです。
そして、
あらゆる束縛から解放された人間が
自己主張し、
自己の利益の追求をすること。
これが本来の人権という概念であると・・・。
歴史や宗教や道徳をもたない存在が自己主張する・・・。
おそろしいことです。
けれど、なぜか世間ではすばらしいもののようにとらえられている。
人権について、なんとなくではなく、しっかりした定義がもっと周知されるべきだなあと思いました。
ちなみに、
人権の対義語は道徳だそうですよ!
人権(人の心の働きを解放する)
道徳(人の心の働きを規制する)
『反「人権」宣言』読了!
10年も前の本ですが、勉強になりました。
人権とはなんぞや?
それは人間の権利です。
それまで、はっきり定義付けされておらず、なんとなく高尚なもの、生命に対する慈しみの情とかそういう感じで捉えられている人権という概念を、八木先生の解釈でですが、わかりやすく説明してくれてます。人権という概念が生まれた歴史からきちんと分析しておられます。
八木先生によると、
人権=人間の権利ですが、
この人間とは、歴史や伝統や道徳、宗教、共同体も否定するまったく孤立した存在のことだそうです。
そして、
あらゆる束縛から解放された人間が
自己主張し、
自己の利益の追求をすること。
これが本来の人権という概念であると・・・。
歴史や宗教や道徳をもたない存在が自己主張する・・・。
おそろしいことです。
けれど、なぜか世間ではすばらしいもののようにとらえられている。
人権について、なんとなくではなく、しっかりした定義がもっと周知されるべきだなあと思いました。
ちなみに、
人権の対義語は道徳だそうですよ!
人権(人の心の働きを解放する)
道徳(人の心の働きを規制する)