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人間はより多くの楽しいことを求める存在であり、自然の摂理でもあります

2008-02-25 18:26:38 | 生き方

 人間は一つの目標を達成すると、また次の目標を達成しようとする欲求が芽生え、この欲求は止まることがありません。この心の状態がなぜ起こるのか不思議でなりませんでした。

  人間は一つの欲求が達成されると脳内に快楽物質が放出され、より多くの快楽物質を要求するように人間の脳はできていると脳科学の本にありました。それは、人間の脳は本来楽しいことが大好きであり、より多くの快楽を求めようとする機能が備わっているとの指摘でした。

  人間も生き物の仲間なので、種の繁栄にとって必要な作用を起こすように遺伝情報として遺伝子に組み込まれているそうです。つまり、より多くの快楽物質を求めるように脳はできているということです。そして、より多くの楽しいことを求める作用は、生き物である人間に与えられた本源的なもので、自然の摂理でもあります。

  人間がより多くの豊かさを求めるのは、自己繁栄という本源的な機能の働きによるものです。つまり、より多くの豊かさ獲得のために次々と欲求が芽生えるのは当然の摂理なのです。

  何千年にもわたって人間の欲望を抑える教えと修行が行われていますが、人間は本質的に変ることができませんでした。それは、人間に与えられた本源的な機能を否定することだからです。人間の生き物としての自己繁栄の源である欲望をなくすことは、自己を衰退させ、死滅を意味するからです。

 人間は欲望を持った存在であることは自然の摂理で、誰も否定することはできません。しかし、人間の欲望を達成する手段として、他の人の物を奪ったり、嘘をついたり、だましたり、人の嫌がる方法によって達成しようとする競争的方法を使うことは許されません。自然の摂理に反するからです。人間に与えられた創造力を使って達成することのみが許されているのです。

 人間には誰もが豊かになる能力が備わっています。それは、より豊かになりたいという本源的な欲求を持った存在だからです。より豊かになるためには、この作用を如何に発揮し、継続させるかです。

 

 

 

 

 

 


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