ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の賽銭箱(8)

2022-03-26 20:05:05 | 水戸

 小さな賽銭箱の写真です。小さなやしろには、当たり前ですが、小さな賽銭箱が置かれているようです。見ていると、何となくかわいらしく感じます。こうしたものがなくなってしまわない社会が続いてほしいなと思います。

 

素鵞神社(吉田神社 堀町36)
 吉田神社の境内社・素鵞神社の前に置かれた賽銭箱です。木桝形ですが、 丸い太鼓鋲釘(たいこびょうくぎ)が雰囲気をつくっているようです。

 

笠原神社(茨城県メディカルセンター本館(笠原町489-4)裏)
 できあいのミニチュア賽銭箱のようですが、普通の賽銭箱そっくりにつくられているようです。角の飾り金具は描かれているようです。

 

常磐神社(常磐町1-3-1)
 ウロができて危険なので伐採されたものの、新しい枝が出てきた樹齢150年のクスノキだそうです。ここには御幣(ごへい)と木桝形の賽銭箱が置かれていました。賽銭箱には、三葉葵が焼き印でおされています。

 

常磐神社(常磐町1-3-1)
 常磐神社の神楽殿にもクスノキの賽銭箱ほど小さくはありませんが、小さな賽銭箱がありました。この賽銭箱にも太鼓鋲釘が使われています。この建物は、修繕されていますが、昭和20年の戦災で焼け残ったものだそうです。

 

石造物群(大塚町36.383899, 140.393206あたり)
 石造物群の前に、手造りっぽい小さめな賽銭箱が置かれていました。地蔵や庚申塔、馬頭尊などが並んでいます。

水戸の賽銭箱(7)

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水戸の手水舎

2022-03-25 20:11:11 | 水戸

 手水舎(ちょうずや)は、神仏に向かう前に、身と心を水で清める場所のようです。水戸で、大きな寺社の手水舎を見てきました。

 

桂岸寺(松本町13-19)
 桂岸寺の手水舎は、個人の寄付で建てられたようです。木鼻懸魚のある赤い手水舎です。手水鉢には、奉納の文字と、波千鳥があります。

 

常磐神社(常磐町1-3-1)
 常磐神社摂社の東湖神社脇にある手水舎です。コロナ禍のために柄杓をやめて、筒から流れる水で手を洗うようにしているようです。

 

別雷皇太神(元山町1-1-57)
 4本柱の四周にはコノテガシワが植えられています。手水舎の建物は、蛙股、木鼻、懸魚等がそろっています。手水鉢では竜頭から水が出ていて、鉢の中央には蛙が置かれています。

 

水戸八幡宮(八幡町8-54)
 背後のコブシが咲き始めていました。竜頭から筒で水が出ていて、ひしゃくをやめているようでした。ここの手水舎は、水戸で唯一、板蛙股があります。

 

六地蔵寺(六反田町767)
 鬼瓦がある瓦葺きで、地震対策のすじかいもある手水舎です。

水戸の手水鉢(8)

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水戸の石造如意輪観音(5)

2022-03-24 19:59:55 | 水戸

 今回は、18世紀に建てられた、年号の分かる如意輪観音です。どれも女性の墓のようです。江戸時代は、こうした形の墓もたくさんあったようです。

 

玉泉寺薬師堂(下大野町2148)
 宝永7年(1710)、清光禅定尼(ぜんじょうに)と書かれ、上部には観音菩薩をあらわすサという梵字があります。禅定尼は、頭をそって僧になりながら、家庭にいる女性をいうそうです。

 

薬王院(元吉田町682)
 正徳2年(1712)、禅定尼が読めます。この墓では、禅定尼が右側に書かれていますが、多くは左側に書かれるようです。無縁供養塔のある場所にありました。

 

天界寺墓地(若宮町 36°22'32.5"N 140°30'05.9"Eあたり)
 正徳4年(1714)、上部に「帰真」とあります。帰真は、現在の世界から、真寂本元の世界(仏国浄土)へ帰るという意味のようです。無縁仏群の中にありました。

 

江川観音堂(内原町566)
 元文3年(1738)に建てられたようです。戒名を、散華妙香霊という書き方にしていて、上部には観音を示す梵字サがあります。如意輪観音を示す梵字もあって、キリクというようですが、如意輪観音を彫った墓には、観音をあらわすサが使われるようです。石造物群の中にあります。

 

中根寺(加倉井町595)
 元文5年(1740)、妙和禅定尼とあります。元文の「文」の3,4画がアルファのような草書体になっています。無縁仏群の中にあります。如意真観音のかぶっている帽子のようなものは、宝冠のようです。

水戸の石造如意輪観音(4)

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ぶらっと歩きの風景in水戸(96)

2022-03-23 20:38:33 | 水戸

花手水(はなちょうず 護国神社 見川1-2-1)
 花手水は、今たいへんはやっているようですが、水戸の護国神社でも見ることができました。ミモザアカシアやランなどもまじっていて、なかなかきれいでした。アークスランドが奉納したようでした。懐かしの雛人形展が開催されていました。(撮影3/19)

 

ガチャガチャ(NewDaysミニ水戸7号 宮町1-1-1JR水戸駅2F改札内)
 ガチャガチャもブームのようで、水戸オーパにも大規模な店がありますが、ニューデイズ店頭にも置かれていました。(撮影3/2)

 

本物虫のキーホルダー(千波公園ふれあい広場 千波町)
 19-20日に行われた、楽市楽座IN千波公園では、化石販売、着物リメイク、切り絵等、珍しい店がたくさん出店していました。写真は、カブトムシやサソリ等、本物を使ったキーホルダー店の展示です。(撮影3/20)

 

                       
シダレヤナギの新緑(茨城県立歴史館 緑町2-1-15)
 シダレヤナギの淡い緑は、春が来ていることを実感させてくれます。写真は、茨木県立歴史館下庭のシダレヤナギですが、備前堀にもシダレヤナギの街路樹が並んでいて、いまくらいがその見頃です。(撮影3/20)

 

梅菓子 うめ便り(偕楽園内売店 常盤町1-3-3)
 飯野製菓(堀町1050)の梅だよりという梅菓子が偕楽園に並んでいました。梅酒を練り込んだわらび餅に、甘酸っぱい梅ソースをかけて食べるそうです。(撮影3/21)

ぶらっと歩きの風景in水戸(95)

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水戸・偕楽園の満開になった梅のすがた

2022-03-22 19:25:57 | 水戸

虎の尾(とらのお)
 花は白い八重咲きの中輪、枝は細く木は小さめだそうです。メシベは短く、2本以上あるものもあるそうで、水戸六名木の一つです。

 

米良(めら)
 一重の白くて小さな花で、トゲ状の枝が多い品種だそうです。梅の盆栽は一重咲きが好まれるそうで、米良はよく仕立てられるそうです

 

見驚(けんきょう)
 花は、色が淡い紅色から白に変わっていき、八重の大輪、名前は、見た人を驚かせるということからの命名だそうです。実付きはよいようですが、漬け物にはあまり向かないそうです。

 

水心鏡(すいしんきょう)
 花は、初めはクリーム色でその後白くなる、八重の中輪で、枝は太いそうです。江戸時代からの古い品種だそうです。

 

大輪緑萼(だいりんりょくがく)
 花は青白くて八重の大輪で、枝やガクは緑色だそうです。花弁の先に小さい切れ込みがあるそうです。

 

巻立山(まきたちやま)
 花は、花弁の裏側先端が薄赤い白で、一重の中輪。アンズとのかかわりの多い品種で、樹勢があり、枝は太いそうです。

 

藤牡丹枝垂(ふじぼたんしられ)
 花は淡い紅色で、八重の中輪だそうです。蕾は紫で、開花すると淡い紅色になるそうです。枝垂れの八重咲きでは人気のある品種のようです。

 

大盃(おおさかずき)
 花は明るい紅色で、一重の大輪だそうです。オシベが長くて紅色、ガクが濃い焦げ茶色だそうで、花弁が内側にそるので、それを盃に見立てたそうです。

 

道知辺(みちしるべ)
 花は紅色から紫紅色になり、一重の中輪だそうです。枝にはトゲ状の小枝が多いそうです。夜間でも香りが道知辺になるといった意味の名前だそうです。

 

鹿児島紅(かごしまべに)
 花は、濃い紅色で、八重の中輪だそうです。細い枝のズイや葉柄も濃い紅色で、オシベも紅色だそうです。

水戸・偕楽園の梅の花(2)

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