今回は、建てられた年のわかる碑を選びました。庚申年である寛政12年に建てられた碑が二つあります。
奉供養庚申為二世安楽(上中妻小学校(大塚町1086-2)西三叉路)
寛保3年(1743)とあります。道角の石造物群の中にあります。二世安楽のためにという様式の碑を見るのは二つ目です。
庚申供養塚(子安神社 パンダ公園(元石川町)北方約300m)
左右の側面が道しるべになっている庚申供養塚です。天保5年(1834)とあります。
庚申塚(川又観音 川又町)
寛政12年(1800)とあります。川又観音にはいくつかの庚申塔があるようですが、風化が進んできていて、わからなくなりつつあります。川又観音ではいろいろなタイプの石造物を見ることができます。
庚申塚(折居神社 塩崎町1)
寛政12年(1800)とあります。鳥居の外側にありました。
庚申塚(佐川急便茨城営業所(見川町2131-315)北西方約200m)
昭和45年、水久保、東原、下の内講中とあります。直ぐ隣には山の神が祀られています。天保年間に選定されたという河和田十勝の一つ、「庚申台帰馬(こうしんだいのきば)」の立て札があって、桜野牧の名残の地でもあるようです。
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