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水戸の見て歩き

水戸の庚申塔(5)

2019-11-26 21:08:28 | 水戸

 今回は、建てられた年のわかる碑を選びました。庚申年である寛政12年に建てられた碑が二つあります。




奉供養庚申為二世安楽(上中妻小学校(大塚町1086-2)西三叉路)
 寛保3年(1743)とあります。道角の石造物群の中にあります。二世安楽のためにという様式の碑を見るのは二つ目です。

 

 

庚申供養塚(子安神社 パンダ公園(元石川町)北方約300m)
 左右の側面が道しるべになっている庚申供養塚です。天保5年(1834)とあります。

 

 

庚申塚(川又観音 川又町)
 寛政12年(1800)とあります。川又観音にはいくつかの庚申塔があるようですが、風化が進んできていて、わからなくなりつつあります。川又観音ではいろいろなタイプの石造物を見ることができます。

 

 

庚申塚(折居神社 塩崎町1)
 寛政12年(1800)とあります。鳥居の外側にありました。

 

 

庚申塚(佐川急便茨城営業所(見川町2131-315)北西方約200m)
 昭和45年、水久保、東原、下の内講中とあります。直ぐ隣には山の神が祀られています。天保年間に選定されたという河和田十勝の一つ、「庚申台帰馬(こうしんだいのきば)」の立て札があって、桜野牧の名残の地でもあるようです。

水戸の庚申塔(4)


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