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水戸の見て歩き

水戸の鞘堂(5)

2021-07-16 20:14:29 | 水戸

 今回は、神社の境内社を保護する鞘堂のいくつかです。境内社には摂社や末社といった、その神社との縁の濃淡などによって違いのある神社が、数多く祀られているようです。そうした小さな神社を雨風から守る鞘堂が、多くの神社で見ることができるようです。1社だけをおおう鞘堂もありますが、多くはいくつかの境内社を納めるもののようです。

 

吉田神社(宮内町3193-2)
 吉田神社は、由緒ある神社なので、いろいろな境内社が祀られているようです。また、鞘堂も立派なようです。写真は、拝殿の左の方に祀られている境内社群ですが、ほかにも、拝殿背後の鞘堂におおわれた境内社群が見られます。この鞘堂には、天照皇大神宮、豊受大神宮、飯神社、土師神社、星宮神社などが祀られているようです。

 

有賀神社(有賀町1032)
 内原町史には、稲荷神社、諏訪神社、三二神等7社が境内社として書かれていますが、写真4つの小社がそれらのどれかはよく分かりません。

 

手子后(てごさき)神社(元石川町1728)
 草薙(くさなぎ)神社、別雷(べつらい)神社、冨士神社、愛宕神社の4社が入った鞘堂です。立派な石鳥居も建てられています。

 

筑波神社(酒門町3546-1)
 ここにもたくさんの境内社が、鞘堂の中に納められています。その中でも、神社との関係によってなのでしょうか、境内社の大きさが目に付きます。左から、稲荷神社、素鵞・山倉・大山祇神社、稲荷神社、子安神社、熊野神社、愛宕神社のようです。

 

高房(たかふさ)大明神(筑地町610)
 内原町史には、境内社は稲荷神社、八坂神社、雷神社、諏訪神社等10社があるとありますが、これも写真でどれかは分かりません。高房大明神は、静神社(那珂市静2)の祭神である機織りの神である建葉槌命(たてはつちのみこと)を祀っているそうです。

水戸の鞘堂(4)


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