その後見かけた、歌舞いている(かぶいている)木々です。こうした樹形を好む人がけっこういるようで、自然にそうなったもの以外のように見えるものも、ところどころにあるようです。
厳島神社(木葉下町(あぼっけちょう)36°25'10.3"N 140°21'48.2"Eあたり)
厳島神社周囲を囲う湧水池に倒れかかる松の木です。今のご神体は天明年間(1781-1789)に相州江ノ島から招来したそうですが、神社そのものはそれ以前からあったような感じです。
木戸房池(きどっぽいけ 栗崎町 36°20'37.2"N 140°30'37.8"Eあたり)
湖面に傾く樹木の一つですが、樹齢は数十年のようですから、ずいぶん長く傾いているようです。ここは、野鳥や野草を楽しめる地のようです。
逆川緑地(千波町)
逆川方向に倒れ込むコブシです。倒れないで、成長し続けてほしいなと思いました。笠原水源池付近にある水神橋が架かる、逆川の少し上流あたりにあります。
偕楽園公園(常盤町1-3-3)
偕楽園南崖下にある湧水の流れにかぶさってはえている松ですが、そうとう歌舞っていました。「崖急に梅ことごとく斜めなり」(子規)の松バージョンといったところなのでしょう。
元吉田
庭にある、傾いて太く育ったシラガシですが、これはもう支えがないと倒れそうになっているようです。植木なので、あえて傾けたのかもしれませんが。
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