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水戸の見て歩き

水戸の猿田彦(1)

2017-10-06 20:34:33 | 水戸

 猿田彦は、天孫降臨の際につかわされた、瓊瓊杵命(ににぎのみこと)を道案内した国津神(くにつかみ 土着の神)だそうです。中世以降、庚申の申(さる)と猿田彦の猿が結びついて庚申の神とされたり、道案内やこわもての形相(背が高く、鼻が高い天狗の相)から、村の境を守り、旅の安全を守る道祖神とされたり、猿田から狭田(さた)と見て、田の神ともされたりしたそうです。伊勢などにある猿田彦神社を勧請した神社もあるのでしょう。

 

猿田彦神社(銭谷稲生神社 浜田町150)
  銭谷稲生の境内社です。道祖神社ともいわれたようで、祭神は八街彦命(やちまたひこのみこと)、八街姫命(ともに道を守る神)だそうですので、道の神の性格が強いのでしょう。

 

猿田彦(姫子 県道177号線沿い)
  草鞋が奉納したありますので、これも道の神の性格が強いのでしょう。道のわかされにあります。

 

猿田彦碑(上国井町 市道工業試験場線・軍民坂湧水少し下)
  大正9年に建てられたようです。道のわかされにあります。

 

猿田彦大神碑(柳河町 県道63号線いけす可和勢近く)
  栃木県足尾町庚申山(こうしんざん)にある猿田彦神社に参拝して昭和11年に建てられたそうです。道のわかされにあります。

 

猿田彦大神碑(堀町 第5中学校南隅近く)
 昭和55年に建て替えられた碑で、家内安全、組内安全とあります。


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