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水戸の見て歩き

水戸の月(3)

2024-08-08 21:43:05 | 水戸

黄門まつり花火大会(千波湖畔)
 去年あった千波湖畔の花火大会は、満月の少し前だったようで、花火と月の協演を楽しむことができました。写真はまだ開き切っていない花火のようですが、その明かるさ以上に輝く月が写っていました。

 

好文亭梅の間襖絵(ふすまえ 好文亭 常盤町1-3-3)
 梅の間は、寡婦となった斉昭の正妻・吉子が、明治になって、2年から6年まで住んだ部屋だそうです。大正天皇が皇太子の時代にこの部屋に泊まったり、昭和天皇が皇太子時代に、秩父宮、高松宮とともに休息したりしたそうです。その襖には、須田珙中(きょうちゅう)筆の、梅と金箔を貼ったらしい大きな月の絵があります。ただし、吉子在住の頃にはなかった絵のようです。

 

月池(偕楽園公園 千波町)
 1haくらいの面積がある、偕楽園公園にある池です。月や風景をうつしてめでるといった意味を込めた名前のようです。月池のあるのは、好文亭がある高台の偕楽園の崖下にある拡張部分です。月池は江戸時代にはなかったようで、当時このあたりは、放たれたが舞ったという田んぼだったようです。最近写真中央奥にある渡月橋という木橋が建て替えられたようです。現在、写真のすぐ右に、眺めのよい、The迎賓館 偕楽園 別邸があります。

 

枡形に月(桂岸寺 松本町13-19)
 桂岸寺墓地に、水戸藩の付家老(つけがろう)だった中山備前守信吉(びぜんのかみのぶよし)の墓があります。墓域の入口に門があり、その古風な板蛙股(いたかえるまた)には、中山家の家紋である「枡形に月」という家紋が彫られていました。家紋では、四角い枡形も丸い月も黒く描かれるようです。

 

サツキ 黒紅(こっこう)の月(水戸市植物公園植物館 小吹町504)
 花の底が白くなる底白(そこじろ)で、周囲が濃い緋紅色の花を咲かせるさつきだそうです。平成17年に登録された新しい品種のようです。6月に見た、水戸さつき愛好会による、花季さつき盆栽展示会にありました。

水戸の月(2)


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