焼香するのは、参拝者がお香の香りで汚れを取り、清浄な心でお参りするためのようです。仏教発祥のインドで香を焚いて不浄を払ったり、また、腐敗臭を消した風習が、中国を経て日本に伝わってきたようです。
祇園寺(八幡町11-69)
開山堂の前にあります。青銅製で、動物形の三つ足があり、正面には三葉葵の紋が入っています。
和光院(田島町415)
平成20年に写真を撮った、設置してまだビニール覆いの取れていない香炉です。これは石製で、一般的な三本足ではなく、反(かえ)り花のある台にのっています。
正覚院(開江町393)
法事や日常の勤行(ごんぎょう)時に使われる香炉のようですが、やはりお寺だけに家庭用の香炉より、相当大きいようです。
孔子廟(こうしびょう 三の丸1-6)
儒教の様式なのでしょうか、湯島聖堂でも似たような形の香炉を見ました。
共同墓地(中河内)
故人はゴルフがよほど好きだったのでしょう。いかにも今様な香炉です。