ベニバナトチノキは、北米南部が原産のアカバナトチノキと、ヨーロッパ原産のセイヨウトチノキの交配でできた品種だそうです。セイヨウトチノキはフランスではマロニエといわれていて、花は薄紅か白だそうです。渋抜きをしなければとうてい食べられないマロニエの実は、マロンといわれるようです。ベニバナトチノキはトチノキ科、クリはブナ科だそうです。
ベニバナトチノキの花が今年もあちこちで見られました。そのいくつかをご紹介します。
水戸市植物公園(小吹町504)
植物館2Fのベランダから、円錐形に咲くベニバタトチノキの花々がよく見えました。
わんぱーく水戸(大町3-4-30)
多世代交流センター前の歩道に、国際ソロプチミスト水戸が、認証30周年記念に植樹したようです。
フランス菓子ルブラン(千波町370)
フランスのイメージづくりか、マロングラッセを連想させるという感じなのでしょうか。
三の丸(柵町城東通り沿い)
これは若木ですがこのまま大きくなると10m以上にはなるようです。
下入野町(高台の縁の方)
こうして見くらべると、紅色がそれぞれに少しずつ違うようです。