ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸のおばけ系(1)

2018-07-22 20:31:14 | 水戸

妖怪さまのお通りだい!(水戸市立博物館 大町3-3-20)
 夏休み子どもミュージアム「妖怪様のお通りだい!」が、水戸市立博物館で、7月21日から8月26日まで開催されています。つくもがみや、妖怪がたくさん並んでいました。妖怪駄菓子のつくも屋や、妖怪の工作教室など色々な企画があるようです。

 

赤小豆洗いぎつね
 むかし、細谷通り町(現・城東5)の新舟渡と御蔵との間の川端に赤小豆洗いというところがあったそうです。そのあたりに狐が住んでいて雨の夜などに赤小豆(あかあずき)を洗う音をたてながら「赤小豆みがきましょうか、人取って食いましょうか」と人をたぶらかしていたそうです。あるとき塩谷五郎次という武士がそれにであい、狐のはねながらおどるのにあわせて自分もおどりながら、狐が近付いてきたところを斬りつけたそうです。翌日探したところ、頭の禿げた老狐が切られて死んでいたそうです。写真の㉓から㉗あたりです。

 

lollipop cowboy(泉町2-3-41)
 オリジナル雑貨の店のようですが、店主が好きなのでしょう、妖怪雑貨が並んでいました。もっとふやしてもよいのでは…。

 

林十江
 下町の商家に生まれて、短い不遇な生涯を送った十江は、その個性的な画風が、今の時代の波長にあったのでしょうか、最近海外でも高い評価を得てきているそうです。木の葉天狗(写真)、雷公などのお化け系や、トンボ、トラ、ヘビなどを題材にした作品もあるそうです。

 

水戸黄門の講談
 あるところに幽霊が出て、「今宵の月は中天にあり ハテナハテナ」といい、納得のできない説明をする人は死んでしまったそうです。ところが水戸黄門はその質問に対して少しもあわてず、「宿るべき水も氷に閉ざされて」と答えたところ、幽霊はたいへん喜んでで消えていったそうです。

コメント
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