斗栱(ときょう)とは建物の軒を支える木組みで、斗と栱からなっているそうです。栱は重さを支える肘木(ひじき)で、斗は肘木などをうける方形の部材だそうです。斗栱が2段の場合を二手先、3段を三手先(みてさき)というそうです。寺社などの美しさを形づくるだいじな部分のようです。
神崎寺多宝塔(天王町8-17) 多宝塔は円形に斗栱が組まれますからきれいです。
鷲神社本殿(千波町1945-1) 追鳥狩には藩主の参拝があったそうです。
和光院不動堂(田島町415) 三手先です。建物は市の指定文化財です。
鹿島神社本殿(鯉渕町2924) この本殿は彫刻がたいへん凝っています。
香取稲荷神社拝殿(東大野158) 天明2年(1782)に勅命で正一位を授かったそうで、神額は「正一位稲荷大明神」となっています。