ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の寺社等で見た変わった表示(1)

2017-02-01 20:54:40 | 水戸

 

大杉大明神(下大野町 水戸高等特別支援学校近く)
 二十三夜、庚申供養塔の表示が、「十十」三夜となっていますが、それを少しずらしてあるところが妙です。廿(にじゅう)という漢字を分解したものなのでしょう。

 

銭谷稲生(ぜにやいなり 浜田町150)
 いなりを稲生と書くのは珍しいようです。苗字だと「いなしょう」や「いなお」、「いのう」など、地名だと「いなおい」とか「いのう」などと読むようです。

 

素鵞(そが)神社(元吉田)
 神の「申」の字の下部分両側に点があります。飯富町大井神社では、「申」の下右側に点があります。

 

水戸八幡(八幡町8-54)
 八幡の八の字が、鳩の形になっています。八幡の使者は鳩であることからそうなったようで、各地の八幡社で同様の表示が見られるようです。山王権現の猿、春日神社の鹿と同様に、八幡の「は」と鳩の「は」の同音ということもあって使者に選ばれているのでしょう。

 

吉田神社(萱場町)         水戸の吉田神社
 神社入口付近にあります。「午」頭観世音とあります。何と読むのでしょう。午はうまですから、馬頭を意味するのか(その場合も「ごず」とよむのでしょうか)、単純に牛と間違えたのか(それなら「ごず」と読むのでしょう)、それとも牛馬観世音をしゃれたのでしょうか。

コメント
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