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金魚日和

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D5100が(略、D90・5.5

2011年04月15日 | カメラ・撮影

そろそろまとめに取り掛からないと怒られそうな気配である。 誰に。
勿論、仕事関係の方々に、に、決まっている。

そりゃー仕事ソッチのけでブログ記事ばかり書いてたら怒られるわなぁ^^  って笑い事では無い。
和菓子屋の『三色ダンゴ販促プラン』に際し、「イタリア国旗な和菓子です。」ってコピーを提案した時と同じ位怒られそうな雰囲気だ。


【まとめ】中級機を買うべき人/買う必要が無い人

これまでは『機能面から見る初級機と中級機の違い』を中心に話しを展開してきたのだが、
ではその『違い』はダレにナニをもたらすのか、という話しに移る。


と、
ここまで順調な滑り出しをしておきながら、クライアント様からの急な呼び出しにより中断を余儀なくされる。
新しくイタリア料理店をはじめられる方なのだが、
開店プランの一貫として提案した店名『チャオ!三色ダンゴ!』の件で話しがあるそうだ。

かなりご立腹なご様子だったのだが、心当たりが無いだけに不安がつのる。


D5100が(略、D90・5

2011年04月14日 | カメラ・撮影

続き

5)AFモードとAFポイント、AFエリア
6)撮影スタイルとか

デジイチにハマった当初は『街撮り:スナップ』が主な撮影対象だった為、
レンズの先にあるモノは“無機物/動かないモノ”が大半を占めていた。
無機物でも動くモノ~『電車』や『飛行機』、『小林幸子ロボ』等~はアルにはアルのだが、
それらは独立したカテゴリーとしてカウントされる為、『スナップ』には含まれない。
D60の慎ましやかなAF機能に不満を抱かなかったのは、単にこの撮影スタイルの所為だったのかもしれない。


その当時の撮影に関する設定は以下の通りで、
 A)被写界深度のコントロール目的で“絞り優先モード”
 B)フォーカスロックを多用する為、AFモードは“AF-S”
 C)AFエリアモードは“シングルエリア”を選択、ほぼ中央のポイントのみ使用

こう書くと“なんだかワカッテル人”みたいでコッ恥スカシイわけだが、それぞれ、
 A')コントロールつったって“開放でボカす”か“F11位でパンフォーカス気味にする”かだけだし
 B')AFポイントが3点しか無いからフォーカスロック多用しないと日の丸構図以外の画像が撮れ無いし
 C')その為には“ダイナミックAF”とか邪魔なだけだし、親も歳だし、あなたしかいないし

といった感じで、これ以外選択の余地無し=設定を頻繁に変える必要が無い使い方をしていた。
3点しか無いフォーカスポイントで動体を捉えなければならないような被写体は避けていた、とも言える。


それに比べて今時の初級機はAFポイントの数も増え、AFエリアモードには“3D-トラッキング”まで搭載されている。
AF用のモーターがレンズ側(初級機)かボディ側(中級機)かという違いはあるものの、合焦速度への影響などワカラないし、ららら。
前記したように、設定変更に伴う煩わしさはあるが、AF環境そのものはD90と同等の実力を備えているようである。

シャッターの連射回数には差があるが、
『凄い速度で移動する小林幸子ロボを連射する機会』でも無い限り、あまり気にはならない違いであろう。
そもそも本当に『凄い速度で移動する小林幸子ロボを連射する機会』に遭遇したと言い張るような方は、
ゆっくり撮影などしていないで精神科医を訪れるべきだと思う。


無理矢理まとめると、『D40/D40x/D60』は静止した猫さまなら撮れるAF、
『D3000/D3100/D5000/D5100=D90』は動く猫さまにも対応可能なAF、といったところか。
戦闘機の先端に縛り付けられた音速飛行する猫さまが撮りたい、という方は、『D7000/D300/D3s』までお進み下さい。


つづく


ラソトワムツのサソノヾ

2011年04月13日 | 生活

『日本五大「~ッシュ」』といえば、

 ・チェリッシュ(夫婦歌手)
 ・ダルビッシュ(イケメン投手)
 ・帰省ラッシュ(風物詩)
 ・パトラッシュ(眠いと寄り添ってくれる犬)
 ・ベルクカッツェ(ガッチャマンの敵)

なわけだが、一つだけ「~ッシュ」では無いものが混ざっている。
発声すれば簡単に判るのだが、文字面だけを見ていると見分けがつかない。

よってその性質を逆手にとれば、
『ラソトワムツのサソノヾ』と書いて『テントウムシのサンバ』と読ませることも可能である。


なんの話しかと言えば、
“ファインダーの違い云々”以前に、“近眼と老眼”に手をやいている今日この頃だ。


D5100が(略、D90・4

2011年04月12日 | カメラ・撮影

続き

3)上部サブ液晶の存在意義
4)各種ボタン類が追加されたことによる設定方法の違い


外見上、初級機との違いが最もハッキリしている部分が『上部サブ液晶』の有無である。

“黄色いナンバープレート”がついていると一目で“軽自動車”だと識別されるように、
ボデイ右上に“モードダイヤル”がついていると瞬時に“エントリーモデル”だと判別される。
面識も無い、頭髪も無い、礼儀も立場もわきまえ無いが撮影機材だけは良いモノを持っている爺さまから
「そんなやっすいカメラ使ってぇ、、ぷっ!」などと嘲笑されるのを避ける為だけに『上部サブ液晶』は存在する。

嘘だが。


軽自動車が、機能を切り詰め、価格&維持費を低目に設定することで購入層の拡大をはかったのと同様、
初級機も機能と価格を絞り込むコトによって商品力を獲得、デジイチ人口を爆発的に拡大させるきっかけとなった。
「あった方が良いけど無くても困らないモノ/コト、は、切り捨てる。」、
その手法を徹底した成果が初級機であり、逆に「必要最低限の機能は揃っている」ことの裏返しでもある。
初級機に無い『上部サブ液晶』とは、つまりはまぁそういった部類のモノなのだ。

嘘だが。


『上部サブ液晶』に表示される主な項目は、
「シャッター速度/絞り値/シャッターモード/測光モード/AFモード・AFエリアモード/ホワイトバランス」等で、
初級機ではメニュー画面から選択→確定を繰り返さなければ変更出来ない項目が多くを占めている。
中級機にはそれらの項目別に独立したボタンが用意されているので「ボタン+ダイヤル」の操作だけで変更が可能だ。
いちいちメニュー画面で選択:確認する必要が無い為、逆にサブ液晶で表示する必要があるのだろう。
ちなみに上記の設定項目以外にも、
「ヒヨコの♂♀の見分け方/嫁の機嫌/ヒルナンデス!の視聴率/クラシアンの電話番号」等の表示も可能だ。

大嘘だが。


やはり独立したボタンがあるのは便利だ。
無ければ無いでどーにかなるモノばかりだが、便利だ。
撮影スタイルや撮る対象にもよるのだろうが、こまめに設定を変えながら撮影する方にとっては、
バラエティ番組における『くりぃむしちゅー』のご両人なみに便利かつ頼もしい存在になるであろう。

つづく


D5100が(略、D90・3

2011年04月11日 | カメラ・撮影

続き

2)ミラーとプリズムによるファインダー像の違い

カメラを正面から見ると、
レンズマウントの上に「…ちょっと雨宿りでもして行くか」って感じの出っ張りがある。
これ見よがしに『Nikon』とか『Canon』とかのカンパニーロゴが入っている部分だ。

そのスペースには“レンズから入って来た光を接眼レンズまで導く為の機構”が収まっており、
初級機には『ペンタミラー式』が、中級機以上には『ペンタプリズム式』が搭載されていることが多い。
逆に“ペンタミラー式だから初級機”だと結論付けられる機構でもあり、デジイチにとって重要な役割を担っている部分なのだ。

で、その役割はナニカと言えば、
レンズから入ってきた光は“倒立逆像”といって“上下逆さま/左右が逆”になっている。
これを複数回反射させて元の状態(正立正像)に戻すのが『ペンタ・ブラザース』のお仕事なのである。


軽量で製造も楽な『ペンタミラー』は、
“光学的な距離が伸びてしまい、ファインダー像が暗く/遠く/小さくなる”という致命的な欠点があり、
“見え方”にこだわる中級機以上では敬遠されてしまう。
『性格が暗い/デコが広い/背も低い男』である鉄雄が、
「“さん”をつけろよデコ助野郎!」と金田から罵られるのは仕方が無いことなのだ。


ファインダーの暗さ/遠さ/小ささが問題になるのは、主にマニュアルフォーカス時なので、
「アタシゃオートフォーカスしか使わないからソンナコト関係無いだわさ」などと思いがちなのだが、
いかにヘタレ・ユーザーと言えども、マクロレンズ等を使う場合は目視でのピントあわせが必要になる。
その時にやはり見やすいのだ、『プリズム式』の方が。 


ま、今時はライブビューで拡大→フォーカシングする機会も多いし、
ましてやSONYからは『透過ミラー』なんつー機構を搭載したモデルも発売されるしで、
気にする人以外は気にしなくても良い部分なのかも知れない。
『D5100』にいたっては、バリアングル液晶=ライブビュー撮影がウリなわけだし。
でも、
ファインダーを覗きつつマニュアルフォーカスることに悦びを感じてしまうような生粋のヘタレ・ヘンタイは、
選択項目として積極的に挙げておきたい機能である。

つづく