
続き:
5)AFモードとAFポイント、AFエリア
6)撮影スタイルとか
デジイチにハマった当初は『街撮り:スナップ』が主な撮影対象だった為、
レンズの先にあるモノは“無機物/動かないモノ”が大半を占めていた。
無機物でも動くモノ~『電車』や『飛行機』、『小林幸子ロボ』等~はアルにはアルのだが、
それらは独立したカテゴリーとしてカウントされる為、『スナップ』には含まれない。
D60の慎ましやかなAF機能に不満を抱かなかったのは、単にこの撮影スタイルの所為だったのかもしれない。
その当時の撮影に関する設定は以下の通りで、
A)被写界深度のコントロール目的で“絞り優先モード”
B)フォーカスロックを多用する為、AFモードは“AF-S”
C)AFエリアモードは“シングルエリア”を選択、ほぼ中央のポイントのみ使用
こう書くと“なんだかワカッテル人”みたいでコッ恥スカシイわけだが、それぞれ、
A')コントロールつったって“開放でボカす”か“F11位でパンフォーカス気味にする”かだけだし
B')AFポイントが3点しか無いからフォーカスロック多用しないと日の丸構図以外の画像が撮れ無いし
C')その為には“ダイナミックAF”とか邪魔なだけだし、親も歳だし、あなたしかいないし
といった感じで、これ以外選択の余地無し=設定を頻繁に変える必要が無い使い方をしていた。
3点しか無いフォーカスポイントで動体を捉えなければならないような被写体は避けていた、とも言える。
それに比べて今時の初級機はAFポイントの数も増え、AFエリアモードには“3D-トラッキング”まで搭載されている。
AF用のモーターがレンズ側(初級機)かボディ側(中級機)かという違いはあるものの、合焦速度への影響などワカラないし、ららら。
前記したように、設定変更に伴う煩わしさはあるが、AF環境そのものはD90と同等の実力を備えているようである。
シャッターの連射回数には差があるが、
『凄い速度で移動する小林幸子ロボを連射する機会』でも無い限り、あまり気にはならない違いであろう。
そもそも本当に『凄い速度で移動する小林幸子ロボを連射する機会』に遭遇したと言い張るような方は、
ゆっくり撮影などしていないで精神科医を訪れるべきだと思う。
無理矢理まとめると、『D40/D40x/D60』は静止した猫さまなら撮れるAF、
『D3000/D3100/D5000/D5100=D90』は動く猫さまにも対応可能なAF、といったところか。
戦闘機の先端に縛り付けられた音速飛行する猫さまが撮りたい、という方は、『D7000/D300/D3s』までお進み下さい。
つづく
猫可愛い( ^ω^)
べつに良いんですけど、、「オス」ですよ、こいつ。。