【演算処理】
Nikon D90 +AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
変化が乏しい生活の中から、
なんとかしてオモシロイコトをひねり出そうと日々格闘しているmyブログ。
「…一体お前は何を目指しているんだ…」、って話しですよ。
今朝の新聞に、『数学の難問《ABC予想》解明か』という記事が載っていた。
京都大学の教授である望月新一氏が、
『整数の方程式の解析では《最も重要な未解決の問題》』と言われる理論の証明に成功したかもしれないというのだ。
数学はおろか算数レベルでさえ大の苦手とする自分なのだが、
数にまつわる話しや数学者の常人離れしたエピソードを読むのは大好きで、よく本を買ったりする。
さっそく《ABC予想》と《望月新一氏》に関する面白エピソードがないかとWeb検索をかけてみた。
その結果、京都大学のHPで、
『望月新一を指導教員に志望する学生・受験生諸君へ』という自己紹介的な一文を見つけたのだが、
真面目な人が真面目に書いた文章でここまで笑ったのは久しぶり!という位、超~絶な物件であった。
何が書いてあるのかサっ っぱり解らんっ。
ネタ職人として明らかな敗北を感じたその一文、
以下に転載するので是非とも(出来れば声に出して)お読み下さい。
※ ※ ※
望月新一を指導教員に志望する学生・受験生諸君へ
私の研究の主なテーマは、「双曲的代数曲線の数論」です。
「双曲的代数曲線」とは、大雑把に言うと、
多項式で定義される幾何学的な対象の中で、
上半平面で一意化されるリーマン面に対応するものです。
ただし、複素数体の上でしか意味を成さないリーマン面の理論と違って、代数的な対応物を扱うことによって、
数体やp進局所体といった「数論的な体」の上で定義されたものの様々な興味深い性質を考察することが可能になります。
また、双曲的なリーマン面と同様に、双曲的代数曲線の研究では、
基本群およびその基本群へのガロア群の作用が重要な役割を果たします。
結論:大雑把の定義がわからない