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金魚日和

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別れの季節

2012年04月05日 | 生活

【この車は無関係】
Nikon D90 + AF-S DX Nikkor 35mm F1.8G


3月31日を以って長年務めた自治会の役~旧日本陸軍のような格好をして堤防を走り回る~から解放された。

年度が替わった4月1日(日)の正午、引継ぎを兼ねた歓送迎会が催された為、集合場所へと徒歩った。
と言うのも、歓送迎会が行われる店に参加者全員が車で乗りつけると
・駐車スペースが足らない
・酒が飲めない
・迷子になる者が現れる ←It's me.

などの問題が生じる為、数台に分乗/何人かで乗り合わせて行く事にしたのだ。


自分は、役の上では上司であったAさんの車に乗せていただいた。

このAさん、とにかく車好きな方で、
・普段は足代わりに使っていて自分も何度か乗せていただいたことがある無駄にデカいメルセデスSクラス・クーペ
・NSXを筆頭に国産車数台
・仕事(農業)に使うサンダーバード的な作業車数台
をお持ちなのだが、この日は国産小型ハッチバック車~通称『赤いザクレロ』~で来られていた。

「ではお願いしま~す♪」と軽いノリで助手席に搭乗、遅れてAさんも席に座った。

世間話しや「ご苦労さんやったねぇ^^」「いへいへ、とんでもございません」などの会話をしていたのだが、
一向に走り出す気配が無い。

「…なんで発車しないんだこの人は、、、」などと怪訝に思いながらも、
終わりがみえない話しに適当な相槌などをかましていると突然、
「どーでもイイけど早ょぉ出発せんかいっ!」と半分キレながら叫び出すAさん。

「はぁ?」と思うと同時にハタと気がついた。

“Aさん=左ハンドル=助手席は右側”のイメージが強い自分は、
何の疑問も持たずにザクレロの“右側の座席”、すなわち運転席に座っていたのだ。


…こんな自分を長年に渡って部下としていたAさん。
色々とありがとうございました。