最近、商店街や道路など、公道を映す防犯カメラが増えてきて、撮影している映像の
範囲(画角 がかく と言います)の中にプライバシーに配慮しなければならない
環境も出てきています。
その理由として、屋外にカメラを取付ける場合は自治体や警察が近くの道路や歩道も
撮影範囲に入れるような要望がある、そして道路や歩道が映る場合は防犯カメラの
取付費用の一部を金銭的に支援する場合もあります、その他、マナーの悪いゴミ置場に
防犯カメラをつけることが多くなっているからでしょう。
筆者が先日防犯カメラを取付けた場所は、交差点の角の敷地でした。
そこはどうしても対角線の方向の民家の玄関やベランダが映ってしまいます。
植栽で囲まれたお屋敷なのですが、植栽の高さが1m程度と低いので玄関の
出入り、ベランダに干す洗濯物も映ってしまいます。
そこで、今回、植栽の上に映り込む玄関やベランダをプライバシーマスキングの
設定で常に見えないように設定しました。下の写真のように白い長方形を被せる
ように設定しました。ライブ映像も過去の映像も常に白い長方形で隠した部分は
映らないようにしました。
これをプライバシーエリアをマスキングしたということです。イメージ写真です
今回、プライバシーマスキングを設定した屋外用防水・防塵カメラ
ハンファテックウィン製 SCO-6085R リンク先は後継機
都内の住宅密集地の幼稚園のマスキングの例の写真です。敷地の裏側と東側が
隣家のベランダと庭です。不審者対策の防犯カメラですが通路以外はプライバシー
マスキングで隠す設定をしました。
大阪府の箕面市(みのおし)では、通学路に設置したカメラで撮影範囲内に民家が
映り込む場合にこのマスキング機能でブロックして、ライブ映像も録画映像も
見れない状態にしています。
箕面市の通学路に設置したカメラについて 大阪府の箕面市ホームページ
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