今回は、デジタルビデオレコーダーのメインモニターの他に別にモニターを接続
して映像を表示させるスポットモニターについてご案内します。
普通はデジタルビデオレコーダー1台にモニターを1台接続します。
例えばマンションで管理室にビデオレコーダーとモニターを設置します。
そして、エレベータ前にもモニターを設置する場合、スポットモニターの端子を
利用して映像を表示させます。
最近、スーパーマーケットのレジ付近にもこのスポットモニター端子からの配線を
天井から吊るしたモニターに接続して映像を流しているのも見かけます。
ティービーアイの16ch. レコーダ HRX-1635/TE の背面
弊社のお客様の女性服の専門店では、事務所にビデオレコーダーとモニターを設置
して、店内にもモニターを天井から吊るして映像を表示しています。
「防犯カメラで映像を撮っているよ」と、アピールしています。
この店では シーケンス (シーケンス制御 wikipedia)といって各カメラの映像を
順番に数秒毎に表示させたり、店内奥の映像を常時表示させたりしています。
事務所で防犯カメラの映像の再生や操作していても店内の天井のモニターにその
操作の表示が出ないようになっています。これがスポットモニターの機能です。
その他、スポーツクラブのご導入先では、スポットモニターの端子を利用して、
ロビーにダンススタジオの映像を常時流しています。
また、スポットモニターの配線距離は機種によりますが数10m位先のモニター
にも表示できます。
ビデオレコーダーとカメラの配線をLANケーブルで結ぶネットワーク方式のカメラ
ではパソコンを別に用意して表示させることになります。
また、もう1台接続できる端子が用意されている機種もありますが配線距離は10m
以内程度がほとんどです。
マンションのエレベータ前のスポットモニター
出入口を映すカメラを中心に表示させています。
先に少し触れましたがこのスポットモニターの機能として、例えば事務所で過去の
映像の再生をしていてもその影響を受けずに事前に設定した映像を流し続けます。
商業施設やマンションでは非常に便利な機能です。その代わり映像の解像度は少し
低下します。
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