南アルプスは、高山植物の宝庫と云われています。その中でも、北岳(3,192m)は花の山とも呼ばれるほど、高山植物に恵まれています。短い夏の間に、100種以上の花が咲き乱れます。その中には、世界で北岳にしか咲かない固有種、キタダケソウも咲きます。氷河期のあと、生き残った花は、気温が低い高山だけに存在しているようです。
この山の石灰岩の地層が、ハイマツなど、他の植物の進入を拒み続けたので、数多くの花の命を支えたようです。
機会があって、7月末の花を見ることが出来ました。
シナノキンバイが群生する、お花畑の斜面
植物園の植え込みのように、色々な高山植物が、同じ場所に寄せ集まって咲いているところがあります。
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シナノキンバイ
コイワカガミ
クロユリとアオノツガザクラ
イワベンケイ
ハクサンイチゲ
ツガザクラ
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アオノツガザクラ
タカネツメクサ
キバナコマノツメ
ハクサンシャクナゲ
タカネヤハズハハコ
ミヤマキンバイ
ヨツバシオガマ
タカネシオガマ
イワウメ
キタダケソウ
ミヤマオダマキの蕾
キタダケキンポウゲ
ミネウスユキソウ
タカネマンテマ
ナナカマド * 秋には葉も実も真っ赤になります。
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次回はご一緒しましょう。もっと良い写真が撮れますよ。