デジカメ写真のアルバム

アウトドア活動が好きで、高尾山に咲く花から近代的なお台場の街並みまで、素敵なものは何でも写真にしています。

氷川丸/ 横浜港   2011-05-05

2011-05-09 18:54:57 | 色々な国とか、町や村
氷川丸/ 横浜     2011-05-05



「いまさら氷川丸か?」 と言われるかもしれませんが・・・
久し振りに、氷川丸の前を通りかかり、中に入ってみました。この前、来たのはいつだったっけ?たしか、この船がユースホステルを営業している時でした。

氷川丸(日本郵船)は、北太平洋航路就役を目的に、1、930年に竣工(横浜船渠株式会社/現三菱重工業横浜製作所)・就航しました。当時、ライバルであったカナダや米国の船会社に負けないような、高性能と素晴らしい接客サービスが売りの船でした。飛行機での旅行などありえませんでしたので、北アメリカ東海岸(ニューヨーク)への旅は、シアトルまでは船で、その先は、大陸横断鉄道を利用することになっていました。初めてのシアトルへの航海では、まだマイナーであったシアトルの市長から「市の発展の為に貢献する日本郵船とアムトラック鉄道に感謝する」との言葉を受けています。
就航当時の横浜・シアトル間(約15日間の航海)の片道一等運賃は、約500円でした。当時の日本郵船の初任給は70円で、「1,000円あれば家が建つ」という時代でした。

現在はリタイアして、ミュージアムになっています。  *入場料は¥200-
一度は(2度目でも)、80年前の昭和初期の良き時代を思い浮かべながら、船内を歩いてみては、いかがでしょうか?

     重量:11、622t
     全長:163m     幅 :20m
     速力:通常15ノット  最大:18ノット
     エンジン:8気筒、ディーゼルエンジン、2機2軸
     乗客数: 1等: 76人
          2等: 69人 
          3等:186人 





















船内の様子です。


この船を建造した会社のエンブレム




船の履歴書というか、沿革です。










船内の通路や階段






















一等船室のリビングルーム




一等食堂







甲板上や船から見える景色の様子です。






















船長室




操舵室







エンジンルーム/ 
  * さすがにエンジンは大きくて背も高く、3階建て(3ツのフロアをぶち抜き)で、設置されていました。











船を降り、歩いた道沿いにコーヒー店がありました。その店のプロモーションらしく、スターウォーズの扮装をした人たちが、演技をしていました。












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