Max Rod Craft Blog

Max Satohの工作に関するブログ

沈子コード

2016年03月08日 | 投網

 先だって完成した丈3m、裾回り長さ19mの網に岩を取り付けた。  実際には、丈2.8m、裾回り長さ19.7mとなっておった。  ちょっと裾がフレア(波打つ)するかな。

お湯で伸ばしてみるが3mになるかどうかは分からない。  

かくのごとく、編んでいる間に、テグスが伸び、編み終えると縮むようだ。  締めた筈の瘤も次第に緩んできて、幅に糸が取られるために丈が縮むんだな。  3mで20㎝も縮む。  実に15分の1、約7%も縮むのだ。  ちなみに、編み方は、蟇股+本結び片側 で結んでいる。

岩の重さを3Kgとしたいのだが、売っているコードの規格は、20mで1㎏、2㎏、4㎏となっており、ちょうど3㎏というのがなかった。  ワシの体力で投げられるのは3㎏がいっぱいいっぱいだろう。  

仕方がないので、20mで1㎏と2㎏のものを購入した。  2本取り付ければちょうど3㎏になる。  取り付ける手数は倍になるが・・・2本取り付けるので・・・

By the way、沈子コードっちうのは、組みひもに編まれたロープの芯として鉛の数珠玉が入っているものである。  鉛のパイプが1㎝くらいづつ芯に通したナイロン糸でつながっている。  つながった電車みたいなもの。  その上を薄いビニールで覆ってあり、その上から組みひも網機であんだものだ。

ロープとしてのしなやかさはある。

もともと沈子コードは刺し網のようなものの重りに使うのだと思う。  岩に引っかかりにくく、扱いやすい。 鉛が表に出ていないので手も汚れない。

し・か・し・・・

投網の岩としては、しなやかさが足りないのでは・・・なかろ~か・・・

網に取り付けて網を持ち上げたところ、下の方で横方向に波打って団子になってしまう。  和式投網の吊り糸で持ち上げれば上下に波打つが、米式Cast Netとして使う場合は横に波打つ。

こんなふうに・・・

よこにゴワッと固まる

こんなふうに

そこで一計・・・

米式として作るが、投げる時にBrail Lineを50㎝ほど引いた状態で手取りすれば、和式と同様に上下に波打たせることができる。

うまく開くやろか・・・  

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 性懲りもなく・・・ | トップ | 性懲りもなく Cast Net小物... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

投網」カテゴリの最新記事