蛍の写真がメールで届きました。
乱舞する蛍の光の線が美しい写真です。
十年も前になりますが、句会でほたるの季題が出されて、
たまたま膝を痛めてステッキで蛍狩りに行った時、
友人が見かねて腕をとって一緒に歩いてくれました。
その様子を句に詠んだのですが、句会に出したら、
恋の句として採られて好評だったことを思い出してその句をメールに書いたら、
撮影者のYさんが自分の写真に句を入れて送り返してくれました。
思いがけない事でした。
蛍と云えば子供の頃、蚊帳(かや)の中に放して遊んだ事や、
九度山の蛍狩りを思い出します。
又蛍は、成虫になって飛び始めてからの命が短い。と書いてある。
そのわずかな時を、雄と雌は求愛の光を放ち合って過ごす。とも・・・。
ホント!はかない命なんですね!
儚いものが美しいのか、美しいものがはかないのか・・・。
Y氏撮影