「ギャンブル帝王」「ロト・ナンバーズ当選倶楽部」公式ブログ

「宝典」の後継である「ギャンブル帝王」と「ロト・ナンバーズ当選倶楽部」の発売情報などをお知らせします!

監修・小野十傳×編集長・岡田 2012新春ブログ対談

2012年01月01日 | ブログ専用企画

「ギャンブル宝典」および「ロト・ナンバーズ当選倶楽部」の読者の皆様、あけましておめでとうございます! 本年もよろしくお願い申し上げます。
Cimg5606 さて、「宝典」1月号で告知しましたとおり、監修・小野十傳先生とわたくし岡田による対談をブログ専用企画としてお届けいたします(対談は12月某日、小野十傳事務所にて)。テーマは「
2012年の開運」。カバラ聖数5の年の運気アップに関する話を中心にして、ざっくばらんに小野先生にお話していただきました。この対談を持って、新年のご挨拶にかえさせていただきます。

オルフェーヴルは絶望の後の希望
岡田 さて、新春の恒例企画になりました公式ブログ対談ですが、昨年に続いてこれで2回目となりました。
小野 あっという間に1年が過ぎてイヤになっちゃいますね(笑)。
岡田 まったくです(笑)。そのイヤになっちゃう2011年という1年をまずは振り返ってみたいんですが、なんといっても東日本大震災。あれが3月の出来事とは思えないほど、なにか遠い記憶のように感じてしまいます。
小野 停電・節電の中で過ごしたあの暑い夏のことさえ、この冬の寒さで忘れてしまいそうですからね。それだけショッキングな出来事で、記憶から消したいという本能が働いているのかもしれません。
岡田 小野先生があの震災を総括するとどんな言葉になりますか?
小野 ひと言で言えば、「絶望の後の希望」という感じでしょうか。私は岩手出身で、親戚や友人が被害にあって、とても身近な天災であったことを痛感しているんですが、その悲惨さの中に確かに希望の光を感じています。光の一つは、例えば私達は「戦争を知らない世代」といわれて、そこにある種の劣等感のようなものを抱えて生きてきた部分があるんですが、あの震災によってそれが良くも悪くも払拭された面がある。そして、いろんな意味で限界を知ったというか、良い意味で現実的な生き方が出来そうな気がしています。
岡田 あの震災以降、若い人達の間では転職が増えていると聞きます。この不景気にあっても、震災が生き方の転機になったと考えている人は多いようですね。
小野 どうせ死ぬのであれば、自分らしく地に足をつけて生きたい、そう考える人が増えるのも自然ですね。現実的な社会のなかで限界を感じながら、自分らしさを持って生きてゆくことは難しいかもしれませんが、バランス感覚を大切にしながらわずかに見える光に向かって歩いて行く、それが震災後の希望ではないでしょうか。
岡田 競馬界でいうと、オルフェーヴルの史上7頭目のクラシック三冠は、まさに希望を表す象徴的な出来事でした。
小野 有馬も勝って四冠ですか。絶対音数4を背負った池添騎手のパワーは、あの震災があったからこそ爆発したのかもしれませんね。 
岡田 爆発といえば、秋のGⅠ後半戦は「大予言」がやや不調でしたが、有馬記念でオルフェーヴルと「5-7」「7番人気」を予言して、エイシンフラッシュの「7番人気」「馬番5」、トゥザグローリーの5枠7番がヒットして、最後に爆発しましたね。
小野 正直ホッとしました。有馬については沢山の読者の方から感謝のメールを頂いて良かったです。

無欲になることで直感力を鍛える
岡田 では話を新年2012年に移しましょう。カバラ占術では年の聖数が5となります。
Cimg5607_2 小野 聖数5は「峻厳」といって、簡単にいえば「厳しさ」を表す意味ですが、「重々しさ」や「忍耐力」といったキーワードにも派生していきます。とにかく一つのことに「厳しく」のめり込むことによって幸運や金運を手にするということです。
岡田 のめり込む、というのは周囲を見ずに自分の世界を作れということですね。
小野 そうなります。旧年のキーワードになった「絆」とは別に、勝負事においては個人の力、独立心が大事で、「内なる声」を聞かなければならない。周りの情報に惑わされてはいけないのです。
岡田 周りの情報って、まさか「ギャンブル宝典」という雑誌にも惑わされちゃいけないってことですか?
小野 いやいや、「宝典」はカバラ占術の教えが土台になっていますから大丈夫、別格です。
岡田 ああ良かった。…って、ずいぶん我田引水な対談ですねえ(2人爆笑)。
小野 とにかく「内なる声」を大事にする、それはすなわち直感を磨いてゆくということなんですが、それには「欲を抑える」ことが重要です。
岡田 さきほどの「忍耐力」に通じるわけですね。
小野 そう。例えば目の前にぶら下がった高いオッズに惑わされて安直に大穴を狙うというような行為は直感を弱めるだけです。かつて自民党が大敗して、皆が民主党に甘い夢を見てしまったのと同じで、情報に惑わされると大きなしっぺ返しが来る。
岡田 自分の世界を構築して、そこに「重々しく」腰を据えて勝負しろってことですね。
小野 釣りで言えば、川釣りじゃなくて沼釣りや池釣りのような感じ。一箇所でじっとして、かかるまで動かない。パチンコなら、あれこれ台を変えるのではなくて、コレと決めた台から動かずに勝負を続ける。そして「勝つまで止めない」という覚悟も必要です。
岡田 競馬で負け続けて最終レースを迎えて残金は500円。そこまで耐え忍んで、最後にその500円を最終に張るって感じですか。
小野 そういう行為を続けていくことで良い運が巡ってくるのが聖数5の年なんです。競馬でもロト6でもtotoでも、とにかく買い方や買うパターンに関して自分のスタイルを作り、それを「厳しく」貫き通すことです。
岡田 買い方のスタイルを作る上でのポイントは何でしょう?
小野 ただ漫然と勝負し続けるのんじゃなくて、例えば今日はこのレースだけ、もしくは今日は昼間は避けて夜に勝負(予想)する、というようにメリハリを付ける。ロト6の具体的な購入法でいうと、例えば5通りを買う場合、第1数字をすべて「05」にして、第2から第6数字までを少しずつ違う数字で配置する。一度決めたその買い目を忍耐強く1年間買い続けるんです。または競馬などでも、年の聖数5はもちろんのことですが、例えば同じ聖数5だった9年前のレース結果と同じ枠番・馬番を買い続ける。そうした購入法の継続が幸運を招く作法のような働きをすることになるでしょう。
Cimg5610 岡田 ロト6やミニロト・ナンバーズなどでは同じ数字を買い続ける方法は多くの人が実践しているようですが、2012年はその方法が功を奏する年ともいえるわけですね。私も従来から実践していますが、新年にそれが良い結果をもたらしてくれると嬉しいですねえ。
小野 ただし、欲は抑えなければいけませんよ。
岡田 あ、そこが一番難しいところですね(笑)。

効果の高い開運法と予言を提供したい
岡田 新年12年は、東日本大震災復興支援と銘打って、グリーンジャンボ宝くじの当選金が1等前後賞合わせて5億円になるようです。ロト6も11年4月から週2回開催になりましたし、競馬でも5連単WIN5が導入された。こうした動きは明らかにに売上低下にともなう措置であって、ギャンブル界はそれこそ「峻厳」、厳しい環境に置かれていますね。JRAはもう15年くらい売上げが前年割れを続けているようですし…。
小野 景気がこの調子ですから致し方無いですね。大阪や東京でも俎上に載っているようですが、国としてはもうカジノを建設するしかないんじゃないでしょうか。国内だけじゃなくて海外からの観光客も増やしてカジノを盛り上げていけば、競馬などその他のギャンブルも活性化するキッカケになると思います。財政再建の手段としてもカジノは有効でしょうしね。
岡田 難点は時間がかかりそうっていうところでしょうか。
小野 もっとも仮にカジノが開設されても、競馬などの売上げが低迷しても、けっきょく我々ギャンブラーは勝たなければいけません。どんなに環境が厳しくなっても、2012年は聖数5、そして2月3日から始まる六白金星など、カバラや九星などの目に見えないパワーを信じて勝負するしかありません。
岡田 最後になりますが、ギャンブルにまつわる活動として新年の抱負のようなものがあればお聞かせ下さい。
Cimg5608 小野 具体的には、やはり効果的な開運法を開発していきたいのと、やはり「大予言」の精度を上げたいという思いがあります。特に競馬の大予言ですね。
岡田 読者の方で勘違いされている方が多いようなので、この場を借りでご説明しておきたいのですが、GⅠ大予言などの競馬の予言は小野先生の直筆による予言になりますが、その他のロトやナンバーズについては、一部を除いて、カバラ占術や九星暗示のデータに基づいたもので7割以上が決まっていて、残りの20数%に小野先生のインスピレーションが反映されています。予めご了承の程ヨロシクお願いします。
小野 えっと、説明はもう終わりでいいですか(笑)。
岡田 はい、すみません(笑)。
小野 そう、その競馬の大予言なんですが、紙媒体ですとどうしても時間差が生じてしまい、予言した馬が出なかったり、想定出馬表の段階では不在の馬が出てきたり、条件の変化になかなか対応できません。当たる精度がどうかは別として、なにかリアルタイムに予言を提供できる方法を考えなきゃいけない時期が来ていると思いっています。
岡田 なるほど。確かにそうかもしれませんね。
小野 これはギャンブルの読者の皆さんだけではないんですが、独自にやっている「十傳クラブ」の会員数もお陰様でかなり増えて来まして、ギャンブル以外の部分でも「開運」のための活動を充実させたい。ちょっと宣伝になりますが、特に11年9月に発売した開運コイン「福本銭」(ふくほんせん)はかなりの反響とお礼の手紙・メールを頂いたので、とても有り難く思っています。
岡田 出ました福本銭。別にヨイショするわけではないですが、私も8月に小野先生から見本の福本銭を頂いて、翌月9月に「ローズS」で過去最高の13万8600円馬券が的中したのには驚きました。ほかにも「セントウルS」「シリウスS」「富士S」でも3連単の万馬券が立て続けにヒットして1ヶ月の配当総額が25万円くらいに達しましたからね。それらはもちろん全てカバラ馬券術で購入しているので「ギャンブル宝典」誌面でも掲載しましたし、まさに一石二鳥の感じ。私はこれまで開運グッズ的なもので具体的な効果を感じたことはあまりなかったのですが、コレだけは違う気がします。でも本当に福本銭の力だったのかどうかは不明なんですけど(笑)。
小野 いや、確かにそれだけとは言えないかもしれませんが、きっと福本銭の力添えもあったと信じています。事実多くの方から体験談が寄せられているので、私のオフィシャルサイトも覗いてみてください。
岡田 わかりました。では2012年の新年も「大予言」をはじめ、効果の高い開運法を「ギャンブル宝典」「ロト・ナンバーズ当選倶楽部」の誌面で紹介して頂きますよう、宜しくお願い申し上げます。
小野 昨年も言いましたが、わたしは「宝典」「当選倶楽部」の読者の方々に育てられたと思っていますし、その思いは今も変わりません。ですから少しでも恩返しをするためにも、私の予想・予言・開運法が読者の皆様のお役に立つよう、あらゆる手段を取り入れ、気合いを入れまいりたいと思っています。
岡田 力強いお言葉、ありがとうございました。


監修・小野十傳×編集長・岡田 2011年新春ブログ対談

2011年01月01日 | ブログ専用企画

「ギャンブル宝典」および「ロト・ナンバーズ当選倶楽部」の読者の皆様、あけましておめでとうございます! 本年もよろしくお願い申し上げます。
さて、「宝典」1月号で告知しましたとおり、監修・小野十傳先生とわたくし岡田による対談をブログ専用企画としてお届けいたします。テーマは「
2011年の開運」で、カバラ聖数4の年の運気アップに関する話が中心。ざっくばらんな小野先生のお話の中では、誌面では読めない開運のポイントや注意点についても触れられています。この対談を持って、新年のご挨拶にかえさせていただきます。
Cimg4200
■12月某日、小野十傳事務所にて

ブログについて

岡田 2011年という新しい年を迎えるにあたって、小野先生に「開運」にまつわるお話を伺おうということなんですが…。ブログ専用企画としてこういうことをやるのは初めてなんですよ。
小野 そうですよね。誌面ではなかなか出来ない企画かもしれません。ところでこのブログはもう始めて何年になりますか?
岡田 まる5年を超えて、いま6年目ですね。
小野 私もブログをやってるのでわかりますけど、ほとんど毎日の更新ですから大変ですよね。特にロトや競馬では簡潔ながらデータ解説もしていて、短時間で調べるのは大変ではないかと。
岡田 ロトの出目を調べたりするのに2時間くらいかかっちゃう時もあったりして(笑)
小野 でしょうね。なにより当たりやハズレについてリアルタイムで報告するなんて、他のギャンブル関係の雑誌ではやっていないのでは?
岡田 そうですね。まあ普通は誰もやりたくないモノのような気がします(笑)。いつも当たっているならまだしも、ハズレの場合のことのほうが多いわけですから。だから本当のこというと、馬鹿正直にこういう報告をして意味があるのか? なんて思うこともありますよ。でも「ギャンブル宝典」や「ロト・ナンバーズ当選倶楽部」の読者の皆さんに、少しでも付加価値のあるサービスを提供できればと思って。当たりハズレの波がリアルタイムでわかれば、本誌の予想をより効果的に活用できると思いますし。
小野 常に当たりハズレがチェックされるから、予想する側の責任感の向上にも効果がありそうですね。
岡田 ブログのもう一つの目的はそれです。予想しっぱなしにしない。まあ、それで的中率が上がれば言うことないんですけど、なかなか難しいですね(笑)
Cimg4187_2 小野 最近では「マイルCS」でのエーシンフォワードとか、「ジャパンC」の4番人気とか、「宝典」袋とじの「大予言」が当たった時に私のブログに感謝の言葉を書きこんでくれる方がいましてね。
岡田 ああ、あのエーシンフォワード指名は本当に凄かったですねえ。
小野 そうやってリアルタイムに反応してもらえると、私も嬉しいですし身が引き締まる感じがします。そのへんがブログの良さですよね。


聖数4の年の開運術

岡田 さて、2011年から年のカバラ聖数が「4」になります。「宝典」誌面では、聖数「4」は「チャンスの訪れ」であり「真実を把握することが重要」というキーワードを上げていますね。
小野 いや、チャンスの訪れと書きましたが、本当はチャンスってのは、毎日、そこらへんに転がっているものだと思うんですね。大切なのは、そのチャンスに気づくことでしょう。
岡田 多くの人はそのチャンスに気づかない?
小野 そうだと思います。ただ2011年においては、「いまがチャンスだぞ」「チャンスはここにあるぞ」と「気づく感覚」が多く到来するというわけです。例えば競馬や競艇なら、次のレースで大勝負すれば一発逆転できるかも…、なんて感じたりする機会が増えるわけです。
岡田 どんなに鈍感な人でも沢山のチャンスに遭遇すれば気づく機会が増えるかもしれませんねえ。
小野 ただですね、そのチャンスに対して何もしないでいたら、それはいつもの年と同じになってしまうんですね。ここが難しいところです。
岡田 チャンスに対してどう対応したら良いのでしょう。
小野 対応といいますか、チャンスの迎え方、チャンスを迎える時の心持ちが重要なんですよ。つまり、「真実を把握して」はじめてチャンスの訪れを直感する…、この流れが大切なんです。
岡田 「真実の把握」についてはカバラ聖数「4」のもう一つのキーワードとして誌面でも触れていましたね。真実の把握とは一体なんでしょう?
小野 真実を把握するってことはですね、キッチリと現実を見つめることなわけです。世間は「努力すれば良い結果になる」とか、「諦めなかったから成功した」とか、そういうことばかり賞賛していますが、これでは真実を把握することにはならないんですね。
岡田 つまり、ちょっとキレイ事で言われるような部分ですね。
小野 そうです。現実はもっとシビアでしょう。努力しても、諦めないでやっていてもダメなことって沢山ありますよね。たとえば恋愛なんかで三角関係の場合とか。恋が成就しなかったのは努力が足りなかったせいだとか、諦めてしまったせいだとか言われるけど、実際はそういうことでは測れないわけでして。
岡田 プロスポーツの世界でも、たくさん練習した人が一流選手になるとは限らないのと一緒ですね。
小野 努力して成功できることと出来ないことを冷静に見極める、つまりこうした「真実」を見極めていく訓練をしていく、これが「真実の把握」につながるんです。難しそうですが、意外に簡単なんですよ。
岡田 現実のシビアな部分を見つめる癖をつけるって感じですかね。
小野 そういう感覚が身についた人が、先程いったように次のレースで大勝負すれば…というチャンスを感じとって勝負に出たとき、その結果は驚異的なリターンを得る可能性が高まります。それがカバラ聖数「4」の暗示していることなのです。
Cimg4203 岡田 なるほど。なんだか深イイ感じになってきましたね。さて勝負する上では「勘」も大切です。2011年は、聖数の「4」を中心に「3」「5」「7」、場所は「階段」など、「宝典」誌面で取り上げられているいくつかのキーワードを意識することで、勝負のカンが鋭くなるとのことですが、そのほかに日常生活で気をつけることはありますか?
小野 聖数「4」の年だからといって何でもかんでも「4」に決めることは、すこし問題があるんです。そうではなくてですね、考える基準、あるいは生活の基本を「4」という数字にからめていくことがカンを鍛えることに通じるんです。
岡田 具体的にはどういう風にすれば良いのでしょう。
小野 たとえば旅行する場合は4人グループにするとかですね。宝くじを買う場合も4人目に並ぶようにするとかですよ。
岡田 ATMも4番、電車にも4両目に乗る、とか。
小野 そうやって「4」にこだわっていくことでカンが自然に強まります。本当です。競馬なんかでは4番の馬と他の馬を比較するわけです。2011年が年間を通じて「4」にパワーが注がれることは間違いないのですが、だからといってガムシャラに「4」にかじりつくのではなく、「4」を判断基準の「物差し」にするスタンスが大切なんです。
岡田 確かに聖数3の2010年も、「3」を直接ターゲットにすればいい場合と、そうでない場合があって、その使い分けが難しいですね。
小野 これはまた別のアプローチ方法で、「宝典」誌面でも書くことが出来なかったのですが、例えば競馬の場合、9年前のレース結果を必ず見るよう心掛けることを提案したいですね。
岡田 9年前の結果に的中のヒントがあると?
小野 カバラも九星も、基本的には9年周期の占術です。ですから歴史は繰り返す、という意味でもチェックは重要なんです。で、例えばですね、9年前が3-5で決まっていたら、4-6、2-4などと少しズラした組合せを意識するんです。そこに答えがあったりする。
岡田 え!? 本当ですか!? もっと詳しく説明してください。 
小野 いえいえ、これは法則化していませんからちょっと説明は難しいんです。でも兎に角、9年前の結果を見ることは必ず役に立ちますから、是非試してみてください。


「信じる者」は「儲かる」

岡田 「信じる者」と書いて「儲かる」と読むのは有名な話ですが、新年はこれを改めて認識することを提案したいと思っています。医療の世界ではプラセボ効果(偽薬効果)といって、クスリの成分が何も入っていない偽物のクスリを患者に与えて、「これは効果がある」といって飲ませると本当に効果が出てしまうという事例があります。つまり人間の「信じる力」にはそれだけ神秘的なエネルギーが秘められているということだと思うのですが。
小野 でも一般的にいうと、普通は信じる者は騙されるってのが現実的だったり?(笑)?
岡田 いやいや、それはフツーの場合ですよね? 我々の世界はフツーじゃないですから(笑)
小野 ああ、そうでした、まあジョークはここまでとして(笑)、確かに信じる力にはいろんな意味で効果の上がるパワーがあります。これまで私が出会ってきた人達の中で、成功している人に話を聞くと、たいてい貧乏な頃から「自分が成功しないわけがない」という強い思い込みがあったと言っています。
岡田 やはり何かを信じて自己暗示にかけることは意味があるわけですね。
小野 特に自分の運命や金運を信じることは意義のあることです。どんなにピンチになっても「運命が自分を救ってくれる」と信じることで、不思議にピンチから脱出できるものです。自分の中に棲む神様のようなものを信じることですね。
岡田 いまは何を信じていいかわからない世の中ですから、信じるという行為そのものに疎くなってしまいそうですが。
小野 いまは「神さま!」ってお祈りするのは、パソコンがクローズしてデータがぶっとんだ時と、電車の中で突然に下痢に襲われた時くらいだったり(笑)。それではちょっと信じる力そのものが弱くなってしまいます。
岡田 少なくともギャンブルにおいては、私達が少しでも信じるに足るモノを提供していきたいですね。


人生こそギャンブル

小野 「ギャンブルにおいては」といいますが、実は人生そのものがギャンブルである、ということを強く意識する必要がありますね、特にこれからの時代は。
岡田 なるほど。馬を選んだり数字を選んだり、ギャンブルは取捨選択がすべてですが、よく考えたら人生も選択の連続であって、まさにギャンブルそのものですね。確かに今のような混沌とした時代を勝ち残っていくためには、人生とギャンブルの垣根を取り払って考えていく必要もありますよね。
小野 人生はギャンブルだというと、なかには軽蔑する人もいますね。でもギャンブルであることは事実だし、それが先ほどの話でも出てきた「真実」です。
岡田 その真実を把握しろと。
Cimg4193 小野 そもそも人生の未来などというものは皆目わからないわけでして、勉強して良い学校を出て一流企業に就職したとしても、それで一生が安泰かといえば、実は何の保証もない。文字通り、一寸先は闇なんですよ。いや、闇とは限らない、…光かも。
岡田 一寸先は光。なんか超ポジティブシンキングで良いですね。
小野 闇か光かわかりませんが、いずれにしても先の分からないことは競馬とかと同じカテゴリーに分けられるわけで、そのカテゴリーのタイトルが「ギャンブル」ってことです。
岡田 「ギャンブル宝典」の頭に「人生」を付けなくては駄目ですね(笑)
小野 しかし誰だって人生のギャンブルには負けたくありませんよ。私は競馬などを当てて大金を得ることも嬉しいんですが、これらは人生というギャンブルに勝つための体力作りだと思っています。競馬で大敗しても、人生に勝てばいいのだと思っているんですよ。
岡田 でも読者の多くは、人生もそうですが、とにかく競馬で大きく当てたいという願望が強いと思うんですが。
小野 そうでしょうけど、実は競馬も人生も同じなんです。例えば仕事などでヤバイ感じの時は、競馬で大敗した時と同じような雰囲気なんですね。運勢の雰囲気というか、包まれている運勢のムードがとても似ているんです。そうした場合、競馬で負けた時は潔く家に帰ることが大切なように、仕事でピンチを迎えたら下手にジタバタせず、何もしないことが一番良い方法だと分かるんです。
岡田 そういえば知り合いの飲食店チェーンのオーナーが、仕事の合間に必ずパチスロをやっていて、その時の当たり具合で自分の運気を知って、仕事に反映させてるって言ってました。
小野 ギャンブルによって人生を教えられることは多いんですよ。人生という名のギャンブルに勝つために、競馬やパチンコなどのギャンブルがあるのだと、私は信じているんです。ギャンブルでもって人生の運気を投影してみるという感覚で賭け事に接することは、読者の皆さんにとってもプラスになると思います。


一獲千金をつかむ体質づくり

岡田 カバラ占術や九星を使って、賭けるべきターゲットを見極めるという作業をずっと続けているわけですが、ある人はその予想を利用して大きく当てることが出来ても、他の人は出来なかったりして差が出ます。「宝典」12月号のミニロト予想「ターゲット5」の推奨数字を使って、ある読者が賞金680万円の1等を当てました(詳細は「宝典」2月号=1月19日発売を乞うご期待!)。が、恐らくほとんどの人は大きく当てることが出来ていません。もちろん誰がやっても当たるような予想を出さなければいけないんですが、それがなかなか出来ないからもどかしさがあります。
Cimg4188 小野 やはり一獲千金をつかむ体質というものを作っていかなくてはいけません。どんなに利用価値のある予想が目の前にあっても、それを生かせるかどうかは人それぞれです。私の事務所をよく尋ねてくる50過ぎの女性の方は、予想がよく当たるのですが、当たる時に限って何か用事があって馬券やロトくじを買えなかったと嘆いています。そして結果を見るとやはり当たっているのです。ですから、予想する力を付けることはもちろん大切なのですが、日々「当たる体質」づくりをすることも重要なんです。
岡田 「宝典」1月号で掲載した「金持ち人間 7つの掟」などは、そうしたことを意識した企画ですね。
小野 そうです。新年からは、そんな金運体質を鍛えていく方法についても誌面でどんどん伝授していきたいと考えています。
岡田 ギャンブルで大金は手にしたけど、その後悪いことが重なって不幸になった、なんて話を時々耳にしますが、やはり一獲千金に耐えられる体質づくりをしておかないと、いざ大金を手にしても駄目ってことですかね。
小野 もちろんです。もっとも、その前に一獲千金を手に入れる体質を作ることが先だろうと言われそうですが(笑)
岡田 確かに・・・(笑)
小野 ですが、実は両者は本来同じものなんですよ。一獲千金に耐えられる体質作りをしている人には、一獲千金の運も巡ってくる可能性が高まるんです。運には幸運と不運とがあるように思われていますね。私も幸運とか不運とかの言葉を使っています。その方が分かりやすいからです。けれど、じつは運には幸運も不運もなく、ひとつの運があるだけなんですね。その運のパワーを自分の力でコントロールできる程度であれば、それは幸運になるわけです。しかし、自分の力で制御できないくらいに強いパワーだと、そのパワーに振り回されて不運になるんです。
岡田 なるほどで。ってことは、やはり運をコントロールする自分の力を大きくしてゆくしかないわけですね。
小野 幸運体質をどうしたら作れるか…、これは「運命学」の究極の目的ですから、ひとくちには説明できません。私はブログを通じて「十傳クラブ」というのものを主催していて、金運だけにかかわらず、広い意味での運の探求をテーマに話をするサークルのようなものを持っています。そこでは開運のための食べ物からグッズまで、いろいろなモノを扱っています。もちろん会員になるのは完全無料ですから、ぜひ一度覗いてみてください。近々セミナーみたいなものも開こうと計画中でなんです。
岡田
 食べ物にまでこだわらないといけないわけですね。それはぜひ今度「宝典」誌面でも紹介してください。
小野 もちろんですよ。食べ物は実はけっこう奥が深くて面白いんです。
岡田 この2011年からは、今までの「大予言」のような直接的な予想に加えて、金運体質を上げるためのあらゆるノウハウについても伝授していただくということで。
小野 私は「ギャンブル宝典」「ロト・ナンバーズ当選倶楽部」の読者の皆様に育てられたと思っています。お世辞じゃなくてです。なので、読者の皆様は仲間だと認識しているんです。恩返しをしなければいけないとも思っています。皆様に対しては特別待遇でお付き合いしたいので、今後ともよろしくお願いいたします。
岡田 こちらこそよろしくお願いいたします。本日はお忙しいところ有難うございました。